インレイドマホガニーチェア アンティーク家具・照明の専門店｜デニム アンティーク ファニチャー
HC0160
イギリス
1920年代 インレイドマホガニーチェア
| サイズ |
幅 455mm 奥行 480mm 高さ 915mm 座面高 410mm 座枠高 385mm ※ 詳しいサイズは、こちら | |||
アンティーク家具・照明の専門店「デニム アンティーク ファニチャー」へようこそ！当店ではチェアやテーブル、キャビネットなどのイギリス（英国）アンティーク家具やランプ、シャンデリアなどのフランスアンティーク照明を低価格と安心品質で全国へお届けしております。
Outline/商品の概要(仕入担当者からのコメント)
大変美しいインレイ(象嵌)のマホガニーチェアが入荷しました!
20世紀はじめ、エドワーディアンからアールデコの時代に製作された英国のサロンチェアです。
何という、高貴な椅子なのでしょうか・・。
正装をしていなければ、座るのがはばかられるような椅子ですね。(苦笑)
こちらは通称“スプーンバック”と呼ばれるタイプのチェアになります。
デザインルーツは19世紀のナポレオン帝政後のフランスで、
“王政復古様式”と呼ばれるデザインが主流の時代にさかのぼります。
ロココの流れを汲む、とても優美なデザインですが、
このタイプの椅子は、背、座面、脚の全てが独立した構造になっていて、
少なくとも普通の構造の椅子よりも、製作に手間のかかる構造であることはどなたにも想像がつくのではないでしょうか。
このコンストラクションでデザインと強度をバランスよく両立させた当時の匠の技には・・・とっても感服いたします!
でも、何といってもこの椅子の見所はインレイ(象嵌)ですね!
どことなく東洋的で、オリエンタルな雰囲気がこの椅子をより一層格調高いものにしています。
現代のマホガニーとは一味も二味も違う、今では見ることさえかなわない、
赤みの華やかな最高クラスのソリッド・マホガニーに、
鮮やかに装飾された、ロータスのお花のつぼみのペンダントには本当に心を打つほどの美しさです・・。
肩から腰の辺りまで降りてくる、緩やかなスロープラインにも
丁寧にインレイのピンストライプが入れられていて、何だかとっても感激!
おそらくオーダーメイドの特別なチェアと思われますが、
注文したオーナーのセンスの良さはうかがい知れますね・・。
ちなみにこの椅子は比較的都会にあるアンティークディーラーより入荷したものですが、
こんな素敵なパーラーチェア(客間用の椅子)が使われていた家って、どんなお屋敷だったか、
興味がわいてきませんか?
いつか日本も、こんな素晴らしい椅子が溢れる国になっていればいいですね・・。
(Buyer/YM)
Condition/商品の状態(修理担当職人からのコメント)
80年以上を経てきたアンティークとは思えない程のです。
実用アンティークとしてはほぼパーフェクト、と申し上げます。
素材は軽く硬いソリッド・マホガニー、無垢の高級仕様。
木目、色味から見ても、美しい厳選された良質なマテリアルが使われているようです。
木肌はアンティークらしいパテナ(古艶)で覆われていて、
いかに大切に扱われていたものか、容易にうかがわれます。
年代なりの色むら等は見られますが、
全体的に天然のビーズワックスで磨きあげておりますので
美しく良い艶が出ています。
まず目を惹くのが背当て中央のインレイ(象嵌)ではないでしょうか。
この部分を見ただけでこのお椅子のグレードが分かるようです。
インレイの細かさや出来にも感服モノ、状態も良く大変きれいです。
また、トップレイル(背あて上部)や背柱にもインレイが施され、
丁寧な仕様となっています。
尚、座面はオリジナルのジャガードになります。
とても上品なクリーム色です。
若干の使用感や退色はあるものの、
擦れ破れなどはなく、比較的きれいな状態ですので、
現状にてご案内させていただきました。
なお、1脚にはごく薄いシミが見られました。
お写真では確認が難しく、ほとんど気にならない程度と思いますが、
一応お伝えしておきます。
その他、実用性としては、当店にて一通りメンテナンスを施しておりますので、
ガタツキやグラツキはありません。
観賞用としてだけではなく日常的にお使いいただく事ができる強度は充分備えております。
全体的に状態も良く、充分お奨めに値するです。
(Restorer/AM)
Impression/当店の評価(お客様担当からのコメント)
やられてしまいました、バックスプラットのデザインに。
象嵌というだけで触手が伸びてしまいそうです。
私事で恐縮ですが、かつて象嵌製作にチャレンジしたことがありまして、
とても苦労した記憶があります。
この椅子の象嵌は、とても手が込んでおります。
なにしろ、切り取った木片が少しでも合っていないと、
隙間ができてみっともなくなってしまいます。
ですので、実用家具としてはもちろんですが、
工芸品として解釈していただいてもよろしいかと思われます。
みごとな象嵌なのではないでしょうか。
しかも、この象嵌に加えて、全体のフォルムも見事です。
基本的には「直線」を使用せず、「曲線」によって形態が構成されております。
ここまで「直線」を拒否して、美しいチェアを作り上げたのですから、
当時の職人さんや芸術家には、何か特別なひらめきやセンスがあったのでしょうか。
座のオリジナルファブリックも、この椅子によくマッチしていると思われます。
全体として、ひとつの世界観が、
かなりの完成度で表出されているように思われますが、いかがでしょうか。
また、アンティークとしてエクセレントレヴェルであることも付け加えさせていただきます。
工芸品として、実用家具として、自信を持ってお勧めしたい一品です。
この椅子に共感していただける方、
ご検討のほど、よろしくお願いいたします!
(Sales/FG)
★EXTRA PHOTO
※こちらの椅子は2脚ペアでの入荷でした。
↑コンディションはほぼ同等です。
↑分かりづらいですがシミです(手前右端寄り)
スペック表
※各項目の文字をクリックするとその項目の説明ページにジャンプします。
| 商品基本情報 | ||||
| 品名 | インレイドマホガニーチェア | |||
| 品番 |
HC0160
|
管理番号 | Prc16-7_0202 | |
| 販売価格（税込） | 68,000 円 | 在庫数 | 0 | |
| サイズ |
幅 455mm 奥行 480mm 高さ 915mm 座面高 410mm 座枠高 385mm サイズは幅４５５ｍｍ×奥行４８０ｍｍ×高さ９１５ｍｍ×座面高４１０ｍｍ 座枠奥行４１０ｍｍ×座枠高３８５ｍｍです。 | |||
| 送料ランク・重量 | ||||
| 商品分類 | クラス | |||
| デザイン | ||||
| ユース | ||||
| ランク | ||||
| カテゴリ | 椅子/Chair ＞ サロンチェア/ホールチェア | |||
| 商品プロフィール | ||||
| 原産国 | イギリス | 年代 | 1920年代 | |
| メーカー | デザイナー | |||
| 主要素材 | ||||
| 主要素材の材質 | ||||
| 主要素材の等級 | ||||
| 商品の無垢率 | ||||
| カラー | ||||
| 塗装・仕上げ | ||||
| その他素材 | ||||
| その他の素材のカラー | ||||
| メンテナンス状況 | ||||
| コンディション | 傷の程度 | |||
| 目立つ傷 | ||||
| 交換・改造 | ||||
| 実用性 | ||||
| 商品プロフィール | ||||
| 原産国 | イギリス | 年代 | 1920年代 | |
| メーカー | デザイナー | |||
| 主要素材 | オーク | |||
| 主要素材の材質 | ||||
| 主要素材の等級 | ||||
| 商品の無垢率 | ||||
| カラー | ||||
| 塗装・仕上げ | ||||
| その他素材 | ||||
| その他の素材のカラー | ||||
| メンテナンス状況 | ||||
| コンディション | 傷の程度 | |||
| 目立つ傷 | ||||
| 交換・改造 | ||||
| 実用性 | ||||
| 商品評価 | ||
| デニムの総合評価 | ||
| 商品評価 | ||
| デニムの総合評価 | ||
ご購入・お問い合わせ・入荷予約
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合 計：0円
