ユンハンスJUNGHANS グランドドータークロック アンティーク家具・照明の専門店｜デニム アンティーク ファニチャー
CL0048
ドイツ
1930年代 ユンハンスJUNGHANS グランドドータークロック
| サイズ |
幅 290mm 奥行 210mm 高さ 1380mm ※ 詳しいサイズは、こちら | |||
アンティーク家具・照明の専門店「デニム アンティーク ファニチャー」へようこそ！当店ではチェアやテーブル、キャビネットなどのイギリス（英国）アンティーク家具やランプ、シャンデリアなどのフランスアンティーク照明を低価格と安心品質で全国へお届けしております。
Outline/商品の概要(仕入担当者からのコメント)
素敵なアンティーク・フロアクロックが入荷しました!
今から90年ほど前、1930年前後のイギリスで製作されたジョージアンスタイルのフロアクロックです。
すばらしいルックスですね・・。
「床時計」とは、すでに「絶滅種」にある商品かもしれませんが、
そんな事とは無関係にこのエクステリアデザイン・・。
一部の隙もありません。
アールデコの時代に製作されたクロックですので、すっきりとしたシルエットラインにどことなく“モダン”を感じますが、
そのデザインはまさしく18世紀のイギリス家具の黄金期、“ジョージアン”様式を見事に継承しているものです。
スクエアなシルエットと、“ダークオーク”の虎斑杢(とらふもく。トラ柄の杢目です。)に
“ブラケットフット”のコンビネーション、そして全面を覆う、つややかなパテナ(古艶)の彩り・・、
まさに、大英帝国時代の富裕層が使用していた家具を彷彿とさせるものです。
でも、そんな格式ある家具の装いの一方で、時報だけはとても優しく、キュート・・。
というよりも、どこか懐かしい学校のチャイムのよう・・。
ぜひ皆さんに聞いていただきたくて、YOU TUBEに動画をアップさせていただきました!
どうぞその鐘の音、聞いてくださいね!
ちなみにこちらの時計、タイトルにドイツ製 “ユンハンス”とありますが、
ユンハンスのムーブメントを使用して、ケースのみイギリスでつくられた時計になります。
当時のイギリスの時計では、国内品よりもすぐれていたフランスやドイツのムーブメントを使用し、
ケース製作は家具分野で他国よりも秀でていたイギリス国内仕様、といったハイブリッド品を多く見かけます。
生産国、メーカー名は、それが確実なムーブメントに基づいておりますのでご了承を。
(Buyer/YM)
Condition/商品の状態(修理担当職人からのコメント)
1930年代に製作されたフォルムの良いアンティーク・ユンハンスの時計です。
ご存知のウエストミンスターチャイム付きです。
「古時計」の場合、外観のコンディションは家具同様にお伝えできますが、
内部の機械については状態をお伝えすることは難しいので、
おおむね以下の4レベルを目安としていただければ、と思います。
1.オーバーホール済みのもの
2.近年、オーバーホール歴が確認できるもの
3.オーバーホール歴は確認できないが本来の機能が動作確認できるもの
4.本来の機能が確認できないもの(ジャンク品)
※オーバーホールとは分解・清掃・給油などの専門作業を指しています。
※また「本来の機能」とは現代の感覚によるものではありません。
1日の時間誤差が±5分程度あったり、チャイムの音が経年で変化していたとしても、
常識の範囲内と思われれば、それは「本来の機能」を有しているものとご理解をお願いいたします。
このユンハンスに関してはレベル3にあたります。
日差(24時間の誤差)は+2分程度、ゼンマイの稼働時間は1週間ほど、「8日巻」のムーブメントと思われます。
現在、正確な稼動時間は確認中です。
ケースの素材はオーク無垢、およびオークの化粧材です。
木部に関しては装飾など欠損もありません。
アンティークとしては極上のコンディションではないでしょうか。
しかし、年代なりの色むらは見られましたので、英国直輸入の植物性ステインで磨きあげ、
天然樹脂製のシェラックニスでフィニッシュさせていただきましたので、
アンティークならではの味わいが出ていると思います。
前面ガラスは縁が面取りガラスになっており、ヒビは無く綺麗な状態です。
時計の短針、長針は多少の腐食は出ていますが、大きな変化なくしっかりしており、まだまだ現役を保っています。
文字盤も薄い汚れ、ゼンマイやレバー周りの小傷等、若干経年劣化は感じられますが、
醜い感じではなくアンティークの良い雰囲気レベルです。
前面の蓋の閉じ方ですが、入荷時にガラス扉側の固定ピンが破損していた為、新たに固定ピンを加工しています。
本来閉める際には、ケース側にストッパーがあり固定ピンを抑える構造なのですが、
そのストッパーのもどる力が少々弱くなっています。
ですので、閉める際にはそのストッパーボタンを少し引張って固定ピンを奥まで挿入し、
その後、軽くストッパーボタンを押してあげると扉の固定ピンがきちんと固定されます。
開ける際には普通にストッパーボタンを押すとケース側のストッパーが解除され、ポンと扉が開きます。
使用上は特に問題はありません。
また2箇所あるガラス扉のヒンジのうち上部のヒンジに若干の遊びが出ていますが、
扉の開閉にも特に不都合はありません。
ヒンジも当面交換の必要性はありません。
時計のムーブメントは、裏蓋を開ければ確認可能です。
ムーブメントにつきましては、現状、時刻精度も比較的安定しており、現状調整の必要はありません。
内部は目視ですが酸化も少なく、ムーブメントはきれいです。
ウェストミンスターの鐘の音もかわいらしく、若干音が小さくなっているように感じますが音程にずれはありません。
(もともとケースが小さいのでこのくらいの音なのかもしれません。)
でも、逆にうるさくなくてちょうど良い感じです。
小学校でおなじみの「キンコンカンコン～」ですが、オルゴールのような仕組みで4種類のチャイムを奏でています。
確認したところでは、時報つきフルコーラスの1種類と、
15、30、45分の15分ごとのショートコーラス3種類があります。
文字盤に巻く穴が3つありますが、向って右から、チャイム、時、時報とゼンマイが3つついています。
文字盤の上に小さなダイヤルが2つあり、向って左側のダイヤルは、
ウエストミンスターチャイムをON・OFFするスイッチです。
針がハンドルになっています。
向って左側のダイヤルは時分のスピード微調整をします。
機械式ムーブメントの動力は、ゼンマイを巻きあげ振り子を揺らすことで動作しはじめます。
付属の巻き鍵を使用して1週間に一度、巻きあげを行ってください。
設置は必ず水平な場所においてください。
振り子のバランスが前後左右に少しでも傾いていると振り子は止まってしまいます。
振り子や巻き鍵は入荷時のオリジナル品です。
おそらく当時ものと思われます。
時打ち、メロディが不要な場合には、スイッチがONでもゼンマイをまかなければ鳴りません。
その他、機械部、ケース部共にご留意いただく点は特にありません。
担当職人から自信を持ってお奨めさせていただきます。
(Restorer/TE)
Impression/当店の評価(お客様担当からのコメント)
ところで、”グランドドータークロック”とは・・?
「孫娘の時計」??
“グランドファーザークロック”というと、なんとなく聞いたことはありますが、
それも良く考えてみれば、「おじいさんの時計」って一体・・???
早速ネットで検索。
以下、イギリスのウェブサイトで見つけた、“グランドファーザークロック”の解説です。↓
「 むか～し昔、今から100年以上前のことです。
イギリスの“ピアースブリッジ”というのどかな田舎に、
”ジョージホテル”という“ジェンキンス兄弟”の経営するホテルがありました。
そのホテルには、それはそれは立派なフロアクロックがあって、いつも正確な時間を刻んでいました。
・・ある日のこと、兄弟の1人が亡くなります。
すると間もなく、今まで正確な時間を刻んでいた時計が少しずつ狂いだしていきました。
腕のいい職人達に幾度と無く修理を依頼しましたが、誰一人直せる職人は現れません。
その後、残されたもう1人の兄弟も亡くなります。
・・90歳でした。
今度は、その時計は全く動かなくなってしまいました。
しかし、それ以来その時計は2度と直されることはありませんでした・・。
その動かなくなった時計がそこにあること、
“ジェンキンス兄弟”を知る人たちにとっては、それ自体が彼らの思い出なのですから。 」
1875年ごろ、ヘンリー・ワークという作詞家が、このジョージホテルに滞在した際、
この話を聞き、いたく感動して歌を作りました。
そうです! ご想像のとおり、あの歌だったんですね!!
♪大きなノッポの古時計、おじいさんの時計。
100年いつも動いていたご自慢の時計さ。
おじいさんの生まれた朝にやってきた時計さ。
今は、もう動かないその時計・・♪
(何かジーン・・。)
それ以降、この名曲をきっかけにイギリス人たちはフロアクロック(別名ロングケースクロック)のことを
”グランドファーザークロック”と呼ぶようになったそうです!
ところで、”グランドドータークロック”って?
ちょっと小さめで、優美な丸みを帯びたエレガントシェイプの置時計が”グランドマザークロック”、
やや小さめではあるけれど、スクエアシェイプのものが”グランドサン”、
さらに小さめで、かわいい丸みを帯びたのものが”グランドドータークロック”・・。
(これだけ語っといてオチはこれだけ?)
コンパクト&シンプルで飽きの来ないグッドデザインはきっと永くご愛用いただけると思います。
この機会お見逃しなく!!
(Sales/TJ)
★EXTRA PHOTO
↑ケース側のボタンをプッシュすると扉がポンと開きます。
閉じるときはボタンを少し引いてやって、扉のピンを奥まで押し込んでボタンを少し戻すようにします。
↑ドイツの名門メーカー、ユンハンスのロゴマークです。
↑振り子は外してお送りいたしますので、ご利用時に振り子を4つ前の写真のようにアームにひっかけてください。
その他のオススメ商品
スペック表
※各項目の文字をクリックするとその項目の説明ページにジャンプします。
| 商品基本情報 | ||||
| 品名 | ユンハンスJUNGHANS グランドドータークロック | |||
| 品番 |
CL0048
|
管理番号 | LC14-5_0309 | |
| 販売価格（税込） | 88,200 円 | 在庫数 | 0 | |
| サイズ |
幅 290mm 奥行 210mm 高さ 1380mm ※文字盤は幅１７５ｍｍ×高さ２２０ｍｍです。 ↓とてもかわいらしい鐘の音です。↓ぜひ聞いてください！ | |||
| 送料ランク・重量 |
Bランク 送料目安：4,400円～7,040円
（沖縄 10,010円）
らくらく家財宅急便による配送になります。 ※ 同梱可能な複数商品の送料はご注文後に別途お見積りをご提示いたします。 | |||
| 商品分類 | クラス | |||
| デザイン | ||||
| ユース | ||||
| ランク | ||||
| カテゴリ | 装飾品/Decor ＞ 掛け時計/置き時計 | |||
| 商品プロフィール | ||||
| 原産国 | ドイツ | 年代 | 1930年代 | |
| メーカー | デザイナー | |||
| 主要素材 | ||||
| 主要素材の材質 | ||||
| 主要素材の等級 | ||||
| 商品の無垢率 | ||||
| カラー | ||||
| 塗装・仕上げ | ステイン＆シェラックニス仕上げ | |||
| その他素材 | ||||
| その他の素材のカラー | ||||
| メンテナンス状況 | ||||
| コンディション | 傷の程度 | |||
| 目立つ傷 | ||||
| 交換・改造 | ||||
| 実用性 | ||||
| 商品プロフィール | ||||
| 原産国 | ドイツ | 年代 | 1930年代 | |
| メーカー | デザイナー | |||
| 主要素材 | マホガニー | |||
| 主要素材の材質 | 化粧材 | |||
| 主要素材の等級 | １級 | |||
| 商品の無垢率 | 89～50％ | |||
| カラー | ダーク系 | |||
| 塗装・仕上げ | ||||
| その他素材 | 金属 | |||
| その他の素材のカラー | 素材色 | |||
| メンテナンス状況 | 一部メンテナンス | |||
| コンディション | 傷の程度 | 少ない | ||
| 目立つ傷 | 少ない | |||
| 交換・改造 | あり | |||
| 実用性 | 年代なり | |||
| 商品評価 | ||
| デニムの総合評価 | ||
| 商品評価 | ||
| デニムの総合評価 | Ａ | |
ご購入・お問い合わせ・入荷予約
アンティーク家具・照明の専門店「デニム アンティーク ファニチャー」へようこそ！当店ではチェアやテーブル、キャビネットなどのイギリス（英国）アンティーク家具やランプ、シャンデリアなどのフランスアンティーク照明を低価格と安心品質で全国へお届けしております。
商品数：0点
合 計：0円
