スプーンバックチェア アンティーク家具・照明の専門店｜デニム アンティーク ファニチャー
HC0227
その他
1890年代 スプーンバックチェア
| サイズ |
幅 510mm 奥行 560mm 高さ 980mm 座面高 440mm 座面奥行 430mm 座枠高 410mm ※ 詳しいサイズは、こちら | |||
アンティーク家具・照明の専門店「デニム アンティーク ファニチャー」へようこそ！当店ではチェアやテーブル、キャビネットなどのイギリス（英国）アンティーク家具やランプ、シャンデリアなどのフランスアンティーク照明を低価格と安心品質で全国へお届けしております。
Outline/商品の概要(仕入担当者からのコメント)
大変美しいピアスドカーヴィング(透かし彫り)のマホガニーチェアが入荷しました!
19世紀末、レイトヴィクトリアンの時代に製作された英国のサロンチェアです。
何という、高貴な椅子なのでしょうか・・。
正装をしていなければ、座るのがはばかられるような椅子ですね。(苦笑)
こちらは通称“スプーンバック”と呼ばれるタイプのチェアになります。
デザインルーツは19世紀のナポレオン帝政後のフランスで、“王政復古様式”と呼ばれるデザインが主流の時代にまでさかのぼります。
約200年近い歴史を持つデザイン、ということになりますね。
でもこのデザイン、単に鑑賞するだけでは、ロココの流れを汲むとても優美なデザイン、くらいにしか思われないと思いますが、実はこのタイプの椅子は、背、座面、脚の全てが独立した構造になっていて、普通の構造の椅子よりも、製作に手間のかかる宿命を背負っているのです。
このコンストラクションでデザインと強度をバランスよく両立させた当時の匠の技には・・・とっても感服いたします!
でも、何といってもこの椅子の見所は、トップのピアスドカーヴィング(透かし彫り)ですね!どことなく東洋的でオリエンタルな雰囲気が、この椅子をより一層格調高いものにしています。
現代のマホガニーとは一味も二味も違う、今では見ることさえかなわない、
ダークレッドで最高クラスのソリッド・マホガニーに、
鮮やかに装飾された、クイーンアンデザインの花瓶の造形(背中央)は心を打つほどの美しさです・・。
おそらくオーダーメイドの特別なチェアと思われますが、注文したオーナーのセンスの良さは、量らずもうかがい知れますね・・。
ちなみにこの椅子は比較的都会にあるアンティークディーラーより入荷したものですが、こんな素敵なパーラーチェア(客間用の椅子)が使われていた家って、どんなお屋敷だったのか、興味がわいてきませんか?
いつか日本も、こんな素晴らしい椅子が巷に溢れる国になっていればいいですね・・。
(Buyer/YM)
Condition/商品の状態(修理担当職人からのコメント)
今から120年近くも経過した真のアンティークチェアです。
フレームの素材は良質なソリッドマホガニーです。
入荷時は塗装の劣化がかなり進んでいました。
シートはクッションが抜け、生地も大分汚れて消耗していました。
磨けば光る素材であることは想像できましたが、
入荷時の状態はそれほど芳しいものではありませんでした。
まずシートについては総張替えを行うことに致しました。
座のベースにはナイロン製で弾力のある幅広の強化ゴムバンドを編みこんだ形で取り付け、
ウェビングテープ仕様といたしました。
そして2種の硬軟ウレタンマットをクッション材として仕込み、
現代家具同様の2層構造といたしました。
座り心地の点では飛躍的にクッション性が向上しています。
本体フレームに関しましては古いシートの取り外しの際に締め直しを行い、
しっかりと構造面の強化を行っています。
基本メンテとしてクリーニングと塗装表面のレストアも行いました。
内側から見ても良質なマホガニーを贅沢に使用した豪華な造りで、
厚めの材料で作られた幕板部は強度も高く安心感がありました。
全体的に塗装はかなり消耗していて、つやもほとんど無いような状態でした。
塗装に関しては全体をサンディングして綺麗に均した後に、
英国古来から使われている天然樹脂素材のシュラックニスで再塗装を行っています。
フレンチポリッシュという塗装法で徹底的に再塗装を行っていますので、
全体的に非常に艶やかで、鏡面仕上げとなっています。
仕上げに天然の蜜蝋ワックスを使用して丹念に磨き上げました。
全体を総レストアして入荷時とは見違えるほど素晴らしい仕上がりとなりました。
自信をもってお勧めできる逸品です。
(Restorer/KB)
Impression/当店の評価(お客様担当からのコメント)
人気のスプーンバックチェアです。
まるで波に身を任せて漂うような、柔らかい緩い曲線で構成されたフレームが印象的です。
そのフォルムはまるで、「さぁ、どうぞお座りください!」と、椅子自身に誘われているかのようです。
今となってはなかなか見ることができない、質の高いマホガニーを使用した
高級サロンチェアです。
レアな“スプーンバック”デザインでアンティークとしての商品価値も申し分ありません。
100年以上前の椅子ながら、実用的にも通常のダイニングチェアとしてお使いいただけるほど強度も充分で、これからも永くお付き合いいただけるユーティリティ性を持っております。
質実ともに「無銘の名作椅子」と呼ぶにふさわしいお品と評価しております。
座面は残念ながらオリジナルのコンディションがあまり良くなかったので、
全て外して、当工房で一から張り直しをさせていただきました。
生地には業界のトップブランド、マナトレーディングさんの輸入生地、
“ポルカ”をセレクトさせていただきました。
ポルカは麻混のさらっと気持ちの良い肌触りで、
立体感のあるモノトーンパターンが特徴的な高級生地です。
オフホワイト色の地にお花柄が浮かび上がったジャガード織が、さらにこの椅子の雰囲気をアップしてくれました!
高級感があり、とても上品な出来になったと思いますがいかがでしょうか?
猫脚フリークの方、そうでない方も
ぜひこの機会をお見逃しなくご検討くださいませ!
(Sales/YM)
★EXTRA PHOTO
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スペック表
※各項目の文字をクリックするとその項目の説明ページにジャンプします。
| 商品基本情報 | ||||
| 品名 | スプーンバックチェア | |||
| 品番 |
HC0227
|
管理番号 | prc27-2_0808 | |
| 販売価格（税込） | 39,000 円 | 在庫数 | 0 | |
| サイズ |
幅 510mm 奥行 560mm 高さ 980mm 座面高 440mm 座面奥行 430mm 座枠高 410mm サイズは幅５１０ｍｍ×奥行５６０ｍｍ×高さ９８０ｍｍ×座面高４４０ｍｍ、 座面奥行４３０ｍｍ、座枠高４１０ｍｍです。 | |||
| 送料ランク・重量 | ||||
| 商品分類 | クラス | |||
| デザイン | ||||
| ユース | ||||
| ランク | ||||
| カテゴリ | 椅子/Chair ＞ サロンチェア/ホールチェア | |||
| 商品プロフィール | ||||
| 原産国 | その他 | 年代 | 1890年代 | |
| メーカー | デザイナー | |||
| 主要素材 | ||||
| 主要素材の材質 | ||||
| 主要素材の等級 | ||||
| 商品の無垢率 | ||||
| カラー | ||||
| 塗装・仕上げ | ||||
| その他素材 | ||||
| その他の素材のカラー | ||||
| メンテナンス状況 | ||||
| コンディション | 傷の程度 | |||
| 目立つ傷 | ||||
| 交換・改造 | ||||
| 実用性 | ||||
| 商品プロフィール | ||||
| 原産国 | その他 | 年代 | 1890年代 | |
| メーカー | デザイナー | |||
| 主要素材 | オーク | |||
| 主要素材の材質 | ||||
| 主要素材の等級 | ||||
| 商品の無垢率 | ||||
| カラー | ||||
| 塗装・仕上げ | ||||
| その他素材 | ||||
| その他の素材のカラー | ||||
| メンテナンス状況 | ||||
| コンディション | 傷の程度 | |||
| 目立つ傷 | ||||
| 交換・改造 | ||||
| 実用性 | ||||
| 商品評価 | ||
| デニムの総合評価 | ||
| 商品評価 | ||
| デニムの総合評価 | ||
ご購入・お問い合わせ・入荷予約
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