スーパークオリティ インレイマホガニー エドワーディアン キドニーシェイプレザートップスモールデスク

今から100年以上前、20世紀初期のイギリスで製作された、とってもかわいらしいライティングデスクです。
高級コレクティングファニチャーになります。
おぉ、何とキュートなデスクでしょう・・。
微妙で、かつ絶妙なエクステリア・デザイン。
かわいらしくも、とっても品格溢れる存在感です。
現代家具にこのような造形が見られないのは、
つくり手の製造コストと買い手の希望価格のバランスが取れないからです。
つまり普通に作ったら価格が高くなりすぎて買い手がつかないという事。
そりゃ、こんなデスクを作ろうと思ったら、単一のマニュファクチャーでは無理というものですよね。
材料ですら、イングランドパインと思われる無垢材ベースに銘木級のマホガニー化粧張り仕様、
これほどの高級材、そうやすやすと調達できませんし・・。
現代なら、化粧合板でフラッシュ構造(中空)、あるいはプライウッド(積層板)で成型して量産化、
といったところでしょうか?
確かにそれならコストが合うかもしれません。
でも、決してそうして作られた家具が粗悪品、と申し上げているわけではありません。
時代に適応した素材や構造が用いられるのは当然のことです。
そもそも当時と現代では、制作環境が全く違っているので、現代の家具常識からすれば、
アンティーク家具の仕様・構造はちょっと常識外れ。
現代の家具職人がこのデスクのカーブした側板が、無垢材の削り出し仕様なんて、絶対に信じてくれないでしょう。
それにしても一体、1台にどれほどの日数、そしてコストをかけて製作されたデスクなのでしょうか。
つくりもそうですが、これほどの華奢なレッグラインを実現させ、さらに100年という歳月を経ていながらも、
一切の歪みを見せず、当時のままの姿をキープし続ける、このインレイ(象嵌)マホガニー!
デスク全面を引き締める、繊細な“ストリンギング(線象嵌)”のインレイワークと、
美しいマホガニーの杢のみを使用した見事なベニヤリング(化粧張り)のコンビネーションです。
蒸着技術も高く、杢も現代家具のホンジュラス産マホガニーとは一味違います。
これほどのデスク、普通のアンティークマーケットに流通するとは信じがたいほどのスーパー・クオリティです。
相当な技術を持った家具職人と相当な品質の材が出会って
初めてこの世に存在することのできた、究極のライティングデスクではないでしょうか。
また、その気品あふれるデザインは、ご存じの通り、
18世紀のイギリス貴族階級の間で広まった“シェラトン”様式がベース。
そのシェラトンスタイルに、エドワーディアン当世風の直線基調のフォルムをアレンジした、
英国生粋のクラシックデザインです。
独特の“キドニー”(腎臓型)フォルムの天板に、極細の“テーパードレッグ(先細り脚)のフットスタイル・・。
これもまたシェラトン様式特有のデザイン。
まさに伝統を正当に継承したフォルムです。
さらにその、赤銅色に輝く、華やかなインレイマホガニーの木肌は、
100年という歴史が作り上げた“パテナ(古艶)”を身にまとって、より一層輝きを増しています。
このテーブルが主張する、1世紀前の「匠」の技と伝統デザインのクリエイティビティは明らかに、
家具としての「格」を私たちに誇示しています。
あぁ・・本当に素晴らしすぎる・・。
(Buyer/YM)
価格(税込):
216,000
円
参考市場価格:
210,000
円
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LOCKON CO.,LTD.