ヴィンテージ ジェルデJIELDE スーパーロング7アーム SilverPolish フロアランプ

フランスより入荷しましたヴィンテージ ジェルデJIELDEのフロアランプです。
今、日本では最も旬なインダストリアル系アトリエランプです。
ジェルデJIELDEはジュモJUMOやグラGRASやなどとともに、アンティークファンの方にはとても人気のある、
フランスの有名なランプブランドです。
デザイナーは、ワイヤレスジョイントのパイオニア、”ジャン・ルイ・ドメック”Jean-Louis Demecq。
ワイヤレスジョイントとは文字通り「配線のない関節」ということ。
一般的に、通常のジョイント式のアームランプは、曲げ伸ばしを繰り返していると
内部を通っている配線がジョイント部分で断線してしまう欠点がありました。
もともと整備士だったジャン・ルイ・ドメックは1950年、特殊な金属リングを開発し、
そのような欠点を持つジョイントの配線をワイヤレスにすることに成功。
曲げ伸ばしを繰り返しても、断線することのないアームランプを開発しました。
彼は、そのランプを自身のイニシャル ”Ji eL De” から、 ”Jielde”(ジェルデ)と名付け、会社を設立。
ワイヤレスジョイントの構造で特許を取得し、1953年より販売を開始したということです。
さて、こちらはそのジェルデのかなり初期に近い中期のころのアームランプ、ということで入荷しております。
ジェルデのランプは今までも同型で製造されているため、基本的には年式の判断はその個体の経年の具合、
といったあいまいな観点でする以外はありませんが、唯一、”Jielde”のメーカープレートが、
初期、中期、現行品、とデザインが変わっているので大まかには判断が可能です。
初期のプレートは”Jielde”の下に太陽のようなマークが入っていて、
中期は”Jielde”の下にLYONという”Jielde”の製造都市名が入り、
現行品は金属プレートからアルミシールに変更されています。
こちらは、LYONの都市名が入ったプレートなので1960年代中期のころのものではないか、という判断です。
ただし、こちらの個体はフランスでフルレストアを受けておりますので、
プレートも交換されている可能性がないとはいえません。
ただ、ジェルデの場合、グラやアングルポイズなどと違って、初期のモデルから現行品まで、
ほとんどデザインや構造に変化がありませんので、骨董的な価値も50年代のものでも70年代のものであっても
それほど大きな差はありませんのでご安心いただければと思います。
それより、ジェルデについては一般的なアンティークの見方とはちょっと違っていて、
オリジナル度が高い、というよりも、レストアの技術やカスタマイズのセンスによって、
商品価値が大きく左右されているようです。
具体的には下記に後述いたしますが、ジョイントアームの接続数、ペイントやポリッシュの仕上げ方、
ランプベースのマッチング、などで主に価格が決定されています。
こちらは?、といえば、かつてデニムが観た中でも最高位の、何と!3mをゆうに超えるスーパーロング 7アーム!
最人気のヘアライン&ポリッシュに、腐食止めのウレタンクリア塗装、
そしてランプベースは、おそらくヴィンテージカーのスチールホイール削り出しディスク、という
希少、かつ最も高値がつくといわれている仕様。
正直なところ、うわさでしか聞いたことの無かったスーパーロング7アームですので、
具体的な相場は前例がないのですが、一般的に6アームでフランス現地では、800ユーロから1,000ユーロで販売されています。
※現在1=約145円
6アームまでが実用範囲の仕様と聞いたことがあるので、おそらく単純に6アームに1アームをつけるだけではなく、
強度補強や重量バランスも考慮されていると思われますので、価格相場は(1アーム分の比率として)
15%程度のアップではすまないのではないかと思います。
その希少価値性も考えれば、6アームの1.5倍程度の相場かと・・。
とにかくお値段の話はともかく、おそらくは7アームのジェルデランプなど、探してもきっと見つからないことでしょう。
デニムですら初めて見たお品です。
将来的にも、まず見つけることの困難なアイテムです。
ヴィンテージ・ジェルデのロングアームをお探しでしたら、価格、品質ともに、
デニムが絶対の自信を持ってお勧めいたします・・。
(Buyer/YM)
価格(税込):
187,920
円
参考市場価格:
182,700
円
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LOCKON CO.,LTD.