トンTON ベントウッドレボルビングチェア No523 コントールKONTOR /ピュア・マテリアル


アンティークファンなら誰もが憧れたトーネットのベントウッド(曲げ木)オフィスチェア。

こちらはその150年以上の歴史をもつ旧トーネット社製ベントウッドシリーズ、
レボルビングチェアNo5503(回転椅子No3)を復刻した、TON社製のレボルビングチェア、
No523 コントールKONTOR(ドイツ語のオフィスの意)になります。

※こちらは「未塗装/ネイキッド」状態でご提供するDIY商品になります。
 デニムのネイキッドモデルはご要望によりアンティーク塗装サービスも承っております。
 塗装の色見本はこちらです。(アンティーク塗装代:+10,000円税抜)

※尚、”No503コントール”は背当てのないモデルです。

アンティークではなかなか見つけることのできない、希少な曲げ木の「肘掛け付き回転椅子」です。
アンティークファンに方はお探しの方も多いですよね。

筆者も長いこと探していますが、アンティークのベントウッド・レボルビングチェアは、
イギリスのアンティークマーケットでは4年に一度くらい出会えれば良い方。
ほとんど出会えることはないに等しい希少アイテムです。

もともと生産数が少なかったのか、それとも回転部の金属部が100年程度で寿命を迎えて破棄されてしまうのか、
あるいは単に所有者が手放さないだけなのか・・?

などと、いろいろと理由を想像したりしますが、はたして・・。

ある文献によれば、回転軸をもつベントウッドチェアは、かなり古い時代から
旧トーネット社のレギュラーアイテムとして存在していたようです。
それもロッキングチェアとは違って、19世紀後半のオフィス需要で生産数も相当数あったらしいのです。

ただオフィス需要は国によってまちまちだった可能性もありますので、
イギリスにあまり「曲げ木回転椅子」が現存していないということは、
当時イギリスでは、オフィスチェアのニーズが低いかったのかもしれません。

といっても、イギリスではオフィス自体は活況だったはずですし、事務椅子のニーズも低かったはずはない。
実際、曲げ木以外の無垢材を使用した回転椅子ということであれば、現在でもアンティークとして多数現存しています。
単に曲げ木のオフィスチェアを見かけないだけ。

もしかすると曲げ木の回転椅子はドイツやオーストリア、あるいはアメリカなどを回ってみれば
結構探し出せるのかもしれません。
要するに、筆者の仕入れエリアにはたまたまなかっただけのこと・・?

う〜ん、でもアンティーク品の流通は、今時は結構地域差が低くなってグローバルなので、
世界的に見て、流通量が少ない品であることは間違いなさそうです。

また回転部の金属疲労に関しても、使い方にもよるのでしょうけど、素材自体は堅牢な鋳鉄製ですので、
単に歳月が経過したからといって自然劣化が必ずおこる、というものではありません。
古いミシンの鉄脚などを見ればそれはよくわかります。
過去の大半が壊れて捨てられてしまったということはないと思います。

とすれば、アンティーク品があまり出回ってないのは、お持ちの方が手放さないケースが多い、という可能性が高そう。

今でもつくられている回転椅子ですが、中古品やヴィンテージ品ですらほとんど見かけないのですから、
やっぱり持ち主が基本的に手放さないことで流通量が少ない、と考えるのが自然のようです。

“ワークチェア”(事務椅子)といっても、基本的に天然木無垢の家具ですし、
使えば使うほど味が出てきますし、何度でも再生はできますし(状況にもよりますが)、
一度手に入れたら手放さなくなるのも、なんとなく理解ができます。

それならば、アンティークファンの皆さま、
もし「曲げ木回転椅子」お探しでしたら、アンティークより、まずは新品を手に入れてみてはいかがですか?

アンティークと全く同じデザイン、というわけではありませんが、デザインも、素材も、
アンティークの時代からほぼ変わってはおりません。

しかも旧トーネット社のチェコ工場=現在の新トーネットファミリー企業でつくられたお品ですから、
由緒正しき正規品、もちろんデニムのお墨付きです。

ピカピカですけど、使い込めば使い込むほど、木味が増してまいりますよ。
100年後、本物のアンティークに育ててあげてください。

一生を共にしていただける優良な回転椅子です。
お手元に、ぜひ・・。

(Buyer/YM)



価格(税込): 40,150 円
参考市場価格: 38,325 円
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