Godfrey Giles & Co.クイーンアンマホガニー "Morris フルーツ"スツール


今から90年以上前に製作された、クイーンアンスタイルのマホガニースツールです。

とても端正で、美しい椅子です・・。
いや、きちんと“スツール”と呼ぶべきですね。

「猫脚」とも呼ばれる“カブリオールレッグ”に、
気品あふれるシェル(帆立貝)オーナメントなど、イギリス・ロココ様式の代表選手です。

このチェアはまさにそんなイギリスを象徴するクイーンアンスタイルのスタンダードなデザインのスツールになります。

でも、シンプルかつ美しい曲線で構成された気品あふれる英国伝統デザインは、
いつ見ても新鮮な感動があって、もはや私たちの「美意識」のスタンダードと呼んでも良いのかもしれませんね・・。

もともとスツールは中世ヨーロッパの貴族階級においては、
背もたれのある「椅子」とはやや見方が違っていて、実用性よりも装飾性が重視され、
ある意味ではステイタスのシンボルとして位置づけられていました。

でもあえて言わせていただければ、このようなちょっと上品めの椅子は、
気取らずに普段使いでガンガン座り倒して(?)いただくとカッコ良いのでは、と思っております。

こちらは、GODFREY GILES 社のもので、プレートもしっかり残っております。

きっと由緒正しい貴婦人、あるいは英国紳士がお使いになっていたんでしょうね。

筆者が見てきた中でも、間違いなく有数な「無銘の名作スツール」の一つになります。

デニムがお勧めできない理由はどこにもありません・・。

(Buyer/AY)




価格(税込): 69,120 円
参考市場価格: 67,200 円
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