トップクオリティ チッペンデールマホガニーエクステンションテーブル

イギリス1920年頃に製作された、大変見事なマホガニー材の最高級アンティークテーブルです。
オーバルな天板全面に広がる、素晴らしいマホガニーのリボン杢・・。
「赤銅色の宝石」とでも表現したくなるような、
そんな見事なスパニッシュマホガニー独特の縞模様の杢目です。
このような杢目、現代ではすでに化粧材(薄くスライスした突板)ですら、見ることはできなくなっています。
ましてや、現代最高峰のホンジュラス産マホガニーが、一般材として使われていたころの世界最高のマホガニーです。
家具史上、究極の逸材と申し上げても何ら過言ではないと思います。
その材は比重が重く、繊維のキメが細かい独特の質感を持つ、中米産のスバニッシュマホガニー。
旧スペイン領から輸入されているマホガニーだったので、そのように呼ばれています。
磨けば磨くほど、その赤銅色に輝く色艶は深みを増し、経年においてもその精度は比類なく高いといわれています。
また、巨木が多かったのも特徴で、このような上流階級が使う最高級のテーブルの天板に、
大判のスパニッシュマホガニー無垢材が好んで使われたということです。
さて、マホガニーのお話が長くなってしまいましたが、
こちらは“ワインドアウト(エクステンション)”と呼ばれるタイプのダイニングテーブル。
天板の中央にサブの拡張天板を付け外しすることができ、
普段は小さく、必要時には大きく使える、とても便利な実用家具です。
英国のアンティークテーブルは主に4本脚タイプと2本脚タイプが存在しますが、
こちらの4本脚には、脚をつないでいる補強材(ストレッチャー)がないため、椅子の収納性が非常に良いです。
デザインについては、イギリスアンティークの中でも、高い人気を誇る“チッペンデール”スタイルになります。
“チッペンデール”はデニムサイトでも何度もご紹介しております通り、
カブリオールレッグ(獣脚=猫脚)の“クロウ&ボウル”フットスタイルを特徴とした、
イギリス家具の伝統的な様式デザイン。
まだまだ古典家具が現役、という製作された時代性もあり、より華やかなエクステリアに仕上げられています。
ゆるい“S”字を描くやさしい脚の曲線使いや、ゴージャスかつエレガントな帆立貝の紋章、
そしてアカンサススクロールレリーフのオーナメントは、伝統を忠実に踏襲しつつ、
不必要なデコレーションは廃することで、現代のインテリアスタイルにも対応する
まとまりの良いデザインとなっています。
オーバルなエッジラインは、木の葉が連なる ”リーフエッジ” の演出で引き締めています。
それらは華やかな赤みを帯びた、最高級マホガニーの木肌にふさわしい一級のデザイン。
もちろん、そのマテリアルとなるマホガニー材は、いまでは入手不可能な、
厚く太い1枚板を削り出したものです。
現代ではかなわぬ気の遠くなるような高級仕様です。
そして、高価な無垢1枚板の最高級マホガニーの拡張板を中央にセットすれば、最大サイズは2m以上に!
6人が余裕を持って座れ、場合によっては8人がけにまで対応します!!
現代でも十分実用的にお使いいただけるダイニングテーブルです。
2人から8人まで対応できる機能性、時を超えた究極の美“チッペンデール”デザイン、
そして、現代の最高級マホガニーが中級クラスだった時代の最高級マホガニー、という「格」の高さ・・。
まさにコレクタブルズ(収集目的のアンティーク)クラスの逸品です。
デニムがお勧めできない理由はどこにもありません・・。
(Buyer/AY)
価格(税込):
324,000
円
参考市場価格:
315,000
円
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LOCKON CO.,LTD.