Girl Paddling / Oil Painting


デニムがおすすめする”コンテンポラリーアート”のオイルペインティング(油絵)です。
今から50年ほど前、20世紀中ごろに描かれたと思われる、
イギリス・スコットランド印象派のビーチスケープ/ポートレイトになります。

まだ人気(ひとけ)の少ないビーチサイド。
我慢しきれずに足を水につけたくなる時節なのでしょう、まだ幼そうな年頃の少女が水遊びを楽しんでいます。

そろそろ夏がはじまろうとする「裸足の季節」・・。

こちらは20世紀中ごろのイギリスのビーチリゾートを描いた作品です。

作者は右下にサインはありますが、判読できず詳細は不明。
独特の画風から、かなり著名なイギリス印象派の現代作家と思われますが、
残念ながらアーティスト情報を明らかにすることはできませんでした。

背面にも、鉛筆書きで不明瞭なサインがありましたが、やはり意味不明。

ディーラー情報ではスコットランドの印象派画家による作品、
そして、”Girl Paddling(浅瀬を素足で歩く少女)”という作品名だけが受け継がれてきたということでした。

ただ額装などから見て、評価されるレベルのアーティストだったことがうかがわれます。

作品から受ける印象としましては、経験を積み重ねた職業的なオイルぺインター、
あるいは美術を学ぶ学生を指導できる立場にある教授、などのように思われます。

作品を見れば誰が見ても、イギリス・インプレッショニストのマスタークラスであることは明らかでしょう。

こちらの作品にしても、確立された自身の技法をもって描かれた秀作であることは、
デニムが自信をもって断言させていただきます。

現時点では、価格的見て、お安くはないですが、一般的なアンティーク絵画に比べて、
それほど高値がついている作品ではありません。

ただ、特徴的な画風でサインもありますので、いずれアーティスト情報は明らかになるのではないかと思っております。
その時には注目をあつめ、作品相場が高騰する可能性を秘めていると思います。

遠近法などにこだわりなく視界を広く感じさせる構図、的確にそして計算高く描きこまれた光や影の表現力、
鮮やかに情景を印象付ける作品の色彩感覚、現代インテリアを感じさせるセンスある描写・・。

多くの人が、自分の手元に置いておきたいと思う、そんな魅力にあふれています。

作品のクオリティだって、誰がどう見ても、
美術を志す人が、自身が確立したテクニックを注ぎ込んだ「血作」に間違いありません。

こちらはイングランド南西部、サイレンセスターCirencesterのアンティーク絵画ディーラーより、
デニムが直接入手いたしました。

出所情報は、直近ではイギリス人コレクターのプライベートコレクションだったようです。
何でも、同じノーフォークの州都、ノリッジNorwichにあるヴィクトリア朝の邸宅から放出されたもの、ということ。

身分の高い個人宅だったそうなので、書斎や個人事務所などに、いかにも飾られていた絵画のように思われます。
もしかすると「お宝」の可能性も大いにあります。

イタリアンロココスタイルのゴールドギルトウッドフレームも、ゴージャスでありながらも品のある印象で、
アンティークなインテリアにもふさわしい雰囲気と思います。

そのスクエアなフォルムの丸窓デザインは、レトロモダンな印象派の作風とも相性は良く、
作品を引き立てているようにさえも見えます。

インテリアにこだわるアンティーク上級者の方にはぜひおすすめしたい、
素敵な19世紀のファインアートです・・。

(Buyer/YM)



価格(税込): 77,000 円
参考市場価格: 73,500 円
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