Rainy afternoon on castle row / Oil Painting


デニムがおすすめする”コンテンポラリーアート”のオイルペインティング(油絵)です。
2018年1月! に描かれた印象派スタイルのタウンスケープです。

大好評のピート・ラムニー オリジナル絵画シリーズ、今回入荷分最後の1点になります。

・・イングランド南東部の古都、シティ・オブ・カンタベリー。

古くはケルト人の首都として発展した地であり、
中世には現在の世界遺産でもある ”カンタベリー大聖堂”が町の中心部に建設され、
キリスト教信者の代表的な巡礼地として長く栄えてきた権威ある都市になります。

その一方、街には”カンタベリー・クライスト・チャーチ大学”、”キングズ・スクール”など、
イギリスを代表する教育機関も複数存在し、多くの学生が集まる学生街でもあります。

そんな街ですから、平日の午後、小雨の中とはいえ、人も車も途切れることのないにぎやかな街です。

イギリスに渡航したならば、一度は訪れて古(いにしえ)の歴史を感じてみたいですね・・。

・・そんな「今」という時代をごく自然に描いた直近の現代絵画、
情景やロケーションなど、ごく身近に感じるコンテンポラリーアートと思います。

作者はピート・ラムニーPete Rumney。
現役バリバリのイギリス人現代作家です。
サインは作品内とキャンバスの裏面にも入っています。

ピート・ラムニーはまだ現役のアーティストなので、バイオグラフィなどの情報はプライバシーの観点から、
個人情報についてはあまり多くはありませんが、知名度は国際的に高い職業人画家です。

その筋では知られたアーティストになりますので、彼の作品はイギリスやヨーロッパのみならず、
アートオークションなどを通して、世界中に販売されています。

特にアメリカやオーストラリア、シンガポールなどで彼の作品は人気があります。

日本ではまだほとんど知られてないと思いますので、簡単にご紹介させていただきますと、
ピート・ラムニーはイングランド北東部タインアンドウエア州ノースシールズNorth Shields出身。
現在も同じ州内、ニューカッスル・アポン・タインNewcastle upon Tyneに居住しています。

年齢は不明ですが、1993年から作品の販売を開始した、ということですから、
自然に考えれば、そのちょっと前に美術学校を卒業したのではないかと思われますので、
その当時、20歳代だったのではないかと想像しています。

そうすると、現在は40歳代? あるいは50歳代になっているのでしょうか?
いずれにしても、作家として最も創作活動にいそしんでいる頃でしょう。
アーティストとして、最も脂の乗り切った時期です。

彼の作風は、どちらかといえばポップアート的。

作品から受ける印象としましては、フランス印象派系の現代作家、といったイメージですが、
作品の中の主題にフォーカスし、それをカラフルな色合いで表現する描写テクニックは、
どこか商業的なグラフィックデザインに近いような感じがします。

こちらの作品も、彼の典型的、ともいえる「雨」の中のイマジネーション。
もちろん習熟された技量を持って描かれた秀作であることは、デニムが自信をもって断言させていただきます。

すでに四半世紀以上、創作の道に携わってきていると思われるので、作品も豊富。
自分自身の作風もしっかりと確立し、商業的にも成功したプロフェッショナルオイルぺインター、
と申しあげても良いのではないかと思います。

ただ、まだまだこれからも作品が増えていくことが想像されますので、
現時点では、価格的見て、一般的なアンティーク絵画に比べて、それほど高値がついているわけではありません。
比較的安価な作品から、アンティーク絵画並みに高価な作品まで様々です。

ただこれほどの感性・技量を持つアーティストですので、
今後、どれほどその相場が変わっていくのか、想像つきません。

「大当たり」する可能性は十分にある作家かと思います。
もし1作品でも「大当たり」したとしたら、すべての彼の作品は「大化け」することになるでしょう、
もちろんこの作品も、その例に漏れることなく。

インテリアにふさわしい知的で好感の持てる構図、印象派的な「古典」を感じさせる空気感のある描写、
力強いピンポイントな色使いによる表現力、的確にかつ象徴的に描きこまれた被写体・・。

こちらの作品は、そんな彼の作風をダイレクトに知ることができる秀作です。
デニムには、いつかこの作品が本当に「お宝」になる日が来るのでは・・と思えてしまいます。

こちらの作品はイギリス人のプライベートコレクターより、デニムが譲っていただきました。

コレクターの方は、印象派、ポスト印象派の現代作家の作品をメインに収集している専門家。
ですから、印象派の作品を見る目は確かです。

入手経路は絵画オークションのようですが、かなり人気のあった作品で
引き合いがとても多かったと聞いています。

入手時は作品単体(木枠張りキャンバス)でしたので、グロス&マットゴールドのウッドフレームは当店セレクト。
コンテンポラリーなデザインの中にも、ヒストリカルスタイルな重みのある印象で、
新旧/洋の東西を問わず、様々なインテリアに溶け込んでくれる雰囲気と思います。

インテリアにこだわるアンティーク上級者の方にはぜひおすすめしたい、
素敵な21世紀の現代美術、エクセレントなファインアートです・・。

(Buyer/YM)



価格(税込): 58,320 円
参考市場価格: 56,700 円
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