ジョージアン マホガニー オールドカントリー サイドデスク


今から何と! 230年以上前!
英国18世紀に製作された正真正銘、ジョージアンのオールドコンソールテーブル/デスクです!

”ジョージアン”とは、アンティーク家具の中でも最も質の良い家具が生み出された、と評価されている時代。
「英国家具の黄金期」と称賛され、家具史に残る希代の天才デザイナー、
”トーマス・チッペンデール”をはじめ、多くの家具の巨匠たちを輩出致しました。

こちらはそんな時代のど真ん中で作られた、ハイクオリティなサイドデスク(テーブル)なのです。

え?
そうは見えない?

いや(汗)、でも、そうなのです。

この飾り気のないシンプルなデザインこそ、ジョージアン当時もののデザインの特徴。
質素を旨とし「農夫のジョージ」と異名をとったイギリス国王、
ジョージ3世(在位1760〜1820年)治世下で流行した家具の典型的なデザインです。

一見カントリー風に見えるほど、不必要なデコレーションを持たないシンプルなスクエアフォルム、
この家具こそが! 正真正銘のジョージアンスタイルなのです。

このジョージV(スリー)の家具はアンティーク収集家たちの中でも非常に人気があり、
残存数も限られているうえに手放す人も少ないので、なかなかマーケットには出てきません。
レイトジョージアン(19世紀初期)になると多少数も増えてくるようですが、
こちらのような“ミッド・ジョージアン”(18世紀後半)のテーブル、
という事になれば、本当に珍しいものと思います。

またジョージアンといえば、「マホガニーの時代」とも呼ばれるほど、
高品質なマホガニーが中米より輸入されていた時代でもあります。

みがけばみがくほど赤銅色に輝く艶の出る、その良質なマホガニー材はスペインの植民地で産出されたことにより、
”スパニッシュ・マホガニー”などと呼ばれていましたが、
現在のジャマイカやキューバなどで採れるマホガニーについてはあまりの人気で材料がすぐに枯渇し、
19世紀以降になると、現代でも見かけるホンジュラス産などの一般的なマホガニーが多く使われるようになりました。

そのホンジュラス産マホガニーでさえ、現代では家具の最高級材、と、もてはやされているわけですから
どれだけスパニッシュマホガニーの質が優れ、人気が高かったか、想像するに難くないですね。

そして、こちらは現代のホンジュラスマホガニーとは明らかに質感が異なるマホガニーが使用されています。
繊維のきめが細かく、赤みが非常に強い。

スパニッシュマホガニーが総無垢で使用された大変貴重な家具、
そう申し上げてほぼ100%間違いはないものと思っております。

・・世界最高水準の英国家具の歴史の中でも、「英国家具の黄金期」と呼ばれるほど、
ハンドメイド家具の製作技術水準がピークに達していた時期に作られ、
一方、歴史上もっとも良質なマホガニーが輸入されていた時代のマホガニー総無垢の家具。

このシンプルなテーブルは、まさしくジョージアンど真ん中で生まれた家具です。
家具に少しでも造詣のある方であれば、お写真でも十分にその価値はお感じいただけることと思います。

う〜ん、これはもう家具というよりも、一つの歴史的な「生活文化遺産」ですね。
大切に未来へと残していかなければならない「記憶」の一里塚・・。

ということで、次の世代へと長く、この人類の遺産を引き継いでいっていただける方、
ぜひご連絡お待ちしております。

(Buyer/AY)



価格(税込): 140,400 円
参考市場価格: 136,500 円
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