トップクオリティ マホガニーチッペンデールスタイルチェア

今から100年前、20世紀初めのイギリスで製作された本格的なチッペンデールスタイルのダイニングチェアです。
数あるチッペンデールチェアの中でも最高品質を誇るチッペンデールチェアになります。
※こちらのチェアは6脚セットで入荷いたしました。
かなりパーフェクトなチッペンデールチェアです。
それも今まで見た中でも、当時ものとしては最高級のリプロダクション(復刻品)だと思います。
スタイルは、4タイプある“チッペンデール”の代表スタイルの中でも、
最もスタンダードともいえる、初期の頃の“クイーンアン”スタイルを再現したもの。
流れるような曲線模様の背板の透かし彫り、
カブリオールレッグ(獣脚=猫脚)の“クロウ&ボウル”フットスタイル・・。
とてもバランスのとれたプロポーションです。
“チッペンデール”はアンティーク好きの方なら耳にしたことがあるかと思いますが、
世界で、そう、最初の家具デザイナーです。
今でこそ、ハンス=ヴェグナーやアルネ=ヤコブセン、チャールズ=イームズなど、
星の数ほどの家具デザイナーが存在し、彼らの作品が“デザイナーズ家具”としてブームになったりもしていますが、
実は全て、このトーマス=チッペンデールからはじまったものだったのです。
つまりこのチェアは、現代のデザイナーズ家具のルーツ、とも言いかえられます
余談ですが、17世紀以前、家具というものは、王侯、貴族たちが金にまかせてつくっていた道楽品で、
庶民にはまったく縁のないシロモノでした。
そこでトーマス=チッペンデールは庶民のための家具開発に取り組んだのです。
クイーンアン様式をベースにした、その独特な躍動感あふれる、美しいファーストチッペンデール・スタイル。
しかし、それは量産化を目的とした、極めて合理的で優れた “工業デザイン” といえるものでした。
そして量産化された家具は、道楽品ではなく実用品としてブルジョア階級に受け入れられ、
後に広く世に普及していくことになります。
ちなみに、チッペンデール様式やクイーンアン様式など、18世紀のイギリスの装飾様式は
当時の英国国王、ハノーヴァー朝の君主名より “ジョージアン”の家具 と総称されています。
そしてまた、“ジョージアン” は俗に、“イギリス家具の黄金期”とも表現されています。
すなわち、このチッペンデールチェアは、世界最高クラスの英国家具の中でも、
最も優れた家具が作られていた時代のチェアを、忠実に再現したもの、ということができるのです。
まさに掛け値なし!
黄金期の家具を再現した、最高級のアンティーク・デザイナーズチェア。
デニムがお勧めできない理由はどこにもありません・・。
(Buyer/AY)
価格(税込):
64,800
円
参考市場価格:
63,000
円
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LOCKON CO.,LTD.