Kittens Playing / Oil Painting


デニムがおすすめする”アンティークインテリア”のオイルペインティング(油絵)です。
今から1世紀ほど前、19世紀末、フランスで描かれた2匹の子猫たちの肖像画です。

これはもう、説明不要、というより余計な解説はジャマ・・ですね。

とにかくキュート。
それ以外に、何の説明が必要でしょうか?
猫好きにはたまりません。

こちらの作品の作者は、残念ながら不明。
しかし、ご覧になってお分かりのとおり、マスタークラスのアーティストであることは明らかです。

こちらはフランスの首都、パリに住むフランス人コレクターのプライベートコレクションだったそうです。

想像ですがこちらの作品は、お金持ちのパトロンの依頼を受けた職業画家が、
パトロンの溺愛している生まれたばかりの子猫たちを描いて進呈したもの、
というありがちなお金持ちのペットの肖像画、ではない!、と思います。

何故なら・・筆者の主観かもしれませんが、パトロンのペットなら、
パトロンの機嫌を損ねないように、とにかく可愛く描いて喜んでいただこう、なんて心境のはず。

かしこまった表情ではなく、このようにいつもの自分に見せている、普段のやんちゃな表情を描くとしたら、
純粋に「猫好き」のアーティスト以外考えられません。

ですよね、う〜ん、でも、はたして真実は・・。

入手元からの情報では、ジュール・リ・ロイJules Le Roy(1853-1922) の作品である可能性が高い、ということです。

ジュール・リ・ロイといえば、19世紀から20世紀前半に活躍した、
動物画、特に猫画を得意としたフランス人アーティスト。
猫好きのアンティークアートファンの方でしたら、ご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか?

クリスティーズ、サザビーズなど、世界的なオークションハウスでも好んで扱われるオールドマスターです。
もしそうだとすれば、かなりの「お宝」発見、ということになります!

だって、ジュール・リ・ロイといえば、
フランスのナショナルギャラリークラスの美術館に所蔵されているほどのビッグネーム。
少なくともこちらの作品サイズなら1500ユーロクラスでもおかしくはないはずです。
※現在1=135円前後

この設定価格なら相当なお値打ち価格と断言できます。
※下記エキストラフォトにクリスティーズのオークション画像があります。

こちらの作品の入手経路は、イギリス・ロンドン近郊のバッキンガムシャー州、
ジェラーズ・クロスにあるアンティーク絵画専門ディーラーより。

そのディーラーがフランスでプライベートコレクション(個人収集品)を入手し、
その後、デニムがディーラーより直接この作品を買い取りました。

「高級骨董」とされる重要なアンティーク絵画専門の信頼のおけるアートディーラーからの入手です。
このディーラーは作者のオリジナルワーク(直筆)であることに徹底してこだわり、
プリント、リトグラフ、コピーの類いは決して扱いません。
さらにノンレストアで状態が悪かったり、フレームレスな作品は一切販売しておりません。
安心してお求めいただければと思います。

こちらの作品・・ちょっとしたインテリアのアクセサリーのような小さめの肖像画(F6クラス)ですが、
とても厚みのあるゴールドギルトウッドゲッソのゴージャスなロココフレームが、
「薄っぺら」な複製画などとは次元の違う「格」の高さを感じるアンティークアートです。

20世紀のものとは思えないロココ装飾のモールドには、より一層、子猫たちのやんちゃな表情をいとおしく、
きらきらと、作品を引き立てているように見えます。

慎重になりがちなアンティーク絵画の購入ですが、こちらの絵画に関しては、
圧倒的な「本物」のオーラが買付に一切の躊躇をさせませんでした。

しかし、ジュール・リ・ロイを証明するサインは確認できず、作品の詳細は不明。

ただ、背面にはスイス、あるいはドイツの展示会のものと思われるラベルがわずかに残っており、
明らかにそれなりの評価を受けていた作品であることは確実です。

実際、見る人すべての「口元」を緩めさせる、永遠の魅力を備えた秀作です。
デニムでも高く評価しております・・。

(Buyer/YM)



価格(税込): 129,600 円
参考市場価格: 126,000 円
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