ウィスナーハーガーWiesner Hager ベントウッドカウンタースツール/ハイチェア


オーストリア製のベントウッド(曲げ木)ハイチェア/カウンタースツールです。
オフィス家具メーカーとしてヨーロッパでは広く知られたブランド、ウィスナーハーガーWiesner Hager社製モデルになります。

※こちらは4脚セットで入荷しました。

こちらはアンティークファンのお客様からご提供いただきましたユーズドクラスのベントウッドファニチャーです。
入手元からの情報では「未使用展示品」とのことでした。

メーカーは、座裏にラベルがあり、確かに”ウィスナーハーガーWiesner Hager”社製と確認できます。

ウィスナーハーガーWiesner Hager社は、日本でいえばオフィス家具の「オカムラ」のような会社です。
オーストリアではオフィス家具の最大手で、世界各国へ自社製家具を輸出していますが、
欧米ほど日本では知名度は高くないかもしれません。

19世紀に設立されたとても古い会社で、20世紀半ばには、
オーストリア国内で家具メーカーとして売り上げNo1の座にまで登り詰めています。

名実ともにヨーロッパのトップブランドの一つです。

ただ日本では高額な商品であるのに加え輸送コストもかかるため、
なかなか販売を伸ばすのは難しかったのでしょう、
EURO FORMという日本の販売代理店があったようですが、日本では特に知られた実績はなく、
今ではウィスナーハーガー社の扱いはなくなっているようです。

ところで、ウィスナーハーガーWiesner Hager社はオフィス家具メーカーであるため、
扱っている商品はご想像通りスチール家具が中心です。
でも、そんな中でこちらのような木製家具、しかもベントウッドチェアを扱っていたとは、
ちょっと意外な感じがしますよね。

筆者もそう思い、ウィスナーハーガーのサイトをチェックしてみたところ、
1995年にチェコに家具工場を建設した、という社歴がありました。

チェコといえば、ブナの産地でベントウッドファニチャーの最大産出国。

・・おそらく、こちらのベントウッドチェアはちょうどそのころに生産されたものなのでしょう。
スチール家具よりは曲げ木家具が安価であるがゆえにその当時代理店だったEURO FORMを通して
日本に輸入されてきたのではないかと想像しております。

まあ、どんな経緯があったにせよ、できたばかりの工場で試験的に作られた、
安かろう悪かろうの商品でないことだけは間違いありません。
デニムが保証します!

実際に商品チェックしてみれば明らかなように、
こちらのベントウッドチェアの品質レベルの高さはさすがウィスナーハーガー社製といえるもの。

曲げ木家具としても、ドイツ・トーネットやチェコ・TON社と比較して全く遜色はありません。

昔ながらの、手作業を中心にした製造工程で作られたお品で、
目の肥えたアンティークファンの方でもきっとご満足いただけるクオリティと思います。

カラーもトーネットが19世紀末ごろに製作した「ウィーンの椅子」をほうふつとさせるホワイト&ブラック。
いろいろな意味で大変貴重なベントウッドチェアかと思います。

アンティークベントウッド同様、まだまだこれから100年はお使いいただける品質です。

とても珍しいウィスナーハーガー社のベントウッドスツール。
ぜひ本物のアンティークになるまでご愛用ください・・。

(Buyer/YM)



価格(税込): 19,440 円
参考市場価格: 18,900 円
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