セカンドSecond スタイル チッペンデールアームチェア


※こちらはデニムのお客様からのリセール品(再販売品)になります。
 デニムが販売しましたアンティークをデニムが再び買取り、再掲載させていただいております。
※今回、再掲載にあたり、再びフルメンテナンスいたしましたので、新たにお写真も撮り直しております。
 詳細は下記「Condition/商品の状態(修理担当職人からのコメント)」をご参照ください。


【当欄のコメントにつきましては、以前のコメントを流用しております。】

貴重なアンティークが入荷しました!

今から何と!約180年前の19世紀中ごろ、イギリスで製作された
リアルタイムな本物 “チッペンデール”スタイルのアンティークチェアです。

イギリス・ハノーヴァー朝の君主、“ジョージ1〜4世”の治世下、
1714年〜1837年は、現代にも家具デザインに影響を残している
著名なデザイナーや工匠を多く輩出した稀な時代でした。
一般にイギリス家具の「黄金期」と呼ばれています。

こちらのチェアのマザーモデルを考案した”トーマス・チッペンデール”もまた、
その「黄金期」に活躍したデザイナーの一人。
世界初の家具デザイナーといわれています。

そして、この頃の家具は俗に“ジョージアン”の家具と呼ばれ、
イギリスのマーケットではその良質さゆえ、非常に高値で取引をされています。
中でもこちらのようなチッペンデールスタイルのデザインにはとても人気があります。

ただ、チッペンデールのデザインにもいろいろなタイプがあって、
クイーンアン風だったり、ロココ風だったり、
末期にはチャイニーズ・チッペンデールといわれるようにもなったりしていますが、
このチェアの垂直なスクエアレッグ、そしてアーチ状のトップレイル(背もたれ上部)は
まさに中期(第2期)のゴシック風チッペンデール、
すなわちセカンド・チッペンデールデザインをヴィクトリアン初期の時代にリバイバルしたものと思われます。

素材のマホガニーも全てのパーツがオリジナルと思われ、
ゆがみのない、つややかな木肌はとても1世紀以上の歳月を感じさせません。

イギリス家具の黄金期 ”ジョージアン”の時代は、一方では「マホガニーの時代」ともいわれるほど、
中南米の植民地から最高級マホガニーが家具材として豊富に輸入されていた時代です。

”ジャマイカンウッド”や”スパニッシュマホガニー”など、今では失われてしまった地球遺産、
「木の宝石」といわれる逸材クラスのマホガニーが家具材に普通に使用されていました。

ヴィクトリアン初期のころに作られたこちらのチッペンデールチェアも、
その姿形が似ているだけではありません。
おそらく、その素材さえも「復刻」されているように見えます・・。

骨董ファンの方には、垂涎の逸品ではないでしょうか?

まだ残っていたんですね、こんな椅子が・・。

(Buyer/YM)



価格(税込): 98,000 円
参考市場価格: 95,278 円
申し訳ございませんが、只今品切れ中です。


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