Herman Miller イームズEames ラフォンダLafondaチェア コントラクトベース

巨匠“チャールズイームズCharles Ormond Eames”の代表作、サイドシェルチェアです。
デザイナーズ家具ファンの方でご存じない方はいらっしゃいませんね。
しかも、こちらはとても貴重な”ラフォンダLafonda”モデル(1960年デザイン)、
というコレクターズアイテム。
座面が大きく突き出て背もたれがちょこんと載っている、
ユニークなデザインで有名なプレミアムチェアです。
ラフォンダモデルは、”アレキサンダー・ジラード”というイームズの盟友であるインテリアデザイナーが、
ニューヨークの南米風レストラン”La Fonda Del Sol(ラ・フォンダ・デルソル”の内装を手掛けた際、
イームズ夫妻が家具デザインを担当し、その時製作したチェアが、
通称”ラフォンダチェア”、と呼ばれるようになりました。
イームズは従来のサイドシェルチェアの背もたれを低くし、ラフォンダの専用テーブルの高さとそろえたことで
室内を凸凹なく、すっきりと見せるように工夫しました。
通常のサイドシェルチェアよりも背もたれが低くなっているのはそういう理由です。
今では生産されていないヴィンテージイームズだけの特別なモデル。
マニア垂涎のお品です。
こちらはお客様の下取り品として入荷しました。
ベースとシェルを別々に購入され、セットされたものになります。
オリジナルのベースは、ラフォンダオリジナルのラフォンダベース”だったはずです。
現状のベースは“コントラクトベース”というオフィスチェア仕様。
キャスターのついていないコントラクトベースもありますが、こちらは便利なキャスター付き。
すでに今では手に入らないヴィンテージモデルだけの貴重なレッグパーツです。
シェルは底面にハーマンミラーのロゴがあり、検印と数字のスタンプが残されています。
間違いなく正規品のラフォンダモデルと思います。
グラスファイバーの繊維が荒々しく、マニアに人気の風合いです。
経年の風合いからして、おそらく70年代に作られたものと思います。
ちなみに、オリジナルの(ヴィンテージ)イームズのシェルチェア自体は、
1950年代にハーマンミラーから発売されましたが、
1953年〜1955年に作られたモデルが1stモデル、1955年〜1970年が2ndモデル、
1970年〜1990年は3rdモデルと呼ばれています。
こちらのラフォンダモデルは、3rdモデルにあたるものではないかと思われます。
こうしたヴィンテージイームズは、欧米ではコレクターが多く、
とても高価なプレミアムチェアとされていますが、日本では一時の熱狂的なブームが去った影響で
比較的値段が低く、欧米に逆輸入されているケースもあるほどです。
一般的にヴィンテージイームズは、現在生産されている通常のサイドシェルチェアの現行モデル、
定価48,400円税込よりも普通は高くなるのが相場ですから、
この価格で流通していれば、再び里帰りしてしまうのもわかりますね。
こちらの貴重なラフォンダモデルは、まだまだ日本にいてもらって、
ヴィンテージチェアファンたちを楽しませていただきたいもの。
ぜひ、日本で引き継いでいただける方を募集いたします!
(Buyer/YM)
価格(税込):
33,000
円
参考市場価格:
31,500
円
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LOCKON CO.,LTD.