スーパークオリティオーク ヴィクトリアン ツイスト グリーンマンデスク


19世紀半ば、レイト・ヴィクトリアンのイギリスでつくられたライティングデスクです。
最高級のジェニン・アンティークス(真のアンティーク)になります。

つま先から頭のてっぺんまで全く隙のない、完璧なジャコビアンの貴族仕様。
こちらは19世紀のアンティークになりますが、約400年前の17世紀バロック様式の正統な血筋を感じます。
英国生粋の本格的なつくりです・・。

そして前面の引き出しには・・“グロテスク”。

“グロテスク”とは、15世紀末から16世紀にかけてのルネサンス期に流行した、人のカタチをした家具や建築の文様。
もともとの起源は、ローマの暴君、あの皇帝ネロの“黄金宮殿”にまでさかのぼります。

1480年、ネロの宮殿が発掘されたとき、人工洞窟(グロッタ)を飾っていた絵画や浮き彫りの文様が
当時のヨーロッパの人々を大変驚かせ、
その文様に影響を受けたあの偉大なイタリアの画家ラファエロが、
バチカン宮殿の回廊(ロッジア)にグロテスク装飾を用いたのは有名な話です。

それ以来、文様として注目を受けるようになった“グロテスク”は
一気にヨーロッパ中へ普及し、各国で高級家具などに、
ルネサンス様式のオーナメントとして取り入れられるようになりました。

そんなグロテスク装飾。
英国では“グロテスク”の文様の一種で、髪の毛やひげが植物の茎や葉になっていたり、
下半身がアカンサス等の植物になっていたりする植物が擬人化された文様を
一般に“グリーン・マン”と呼んでいます。

“グリーン・マン“は「豊潤」や「多産」等、おめでたいことのシンボル。
日本的に言えば、ちょっとコワモテのえびす様、といったところなのでしょう。

「福」を呼び込むといわれるグリーンマン装飾のアンティーク家具は、
昔からアンティークファンの方にはとても人気があります。

新品家具にはなかなかないデザインでしょうし、
何より、製作できる彫刻職人は限られていますし、良質なイングランドオークももはや入手は難しい状況です。

昨今の世の中の状況を見ても、これからますます人気は上昇し、
希少性は高くなっていくことでしょう。

デニムがお勧めできない理由はどこにもありません。
ご検討の方は、お早めに・・。

(Buyer/YM)



価格(税込): 330,000 円
参考市場価格: 315,000 円
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