インレイマホガニー オーバルサザーランドテーブル


イギリス1900年代に製作された“サザーランドテーブル”と呼ばれる、
折りたたみ式のゲートレッグ型テーブルです。

サザーランドテーブルは“ウィンザーチェア”などと同じように、
その土地の(人の)名にちなんで名づけられたテーブルですが、
普通のゲートレッグテーブルに比べると折りたたんだ時の状態がとても薄いのが特徴です。

薄いとはいっても拡張天板を跳ね上げると充分な広さがあり、省スペースながらも実用的で、
富裕層の間では臨時用テーブルとして、19世紀当時、大変流行したそうです。
最も多く製作されたのは19世紀後半のヴィクトリア期で、つくられたデザインには様々なタイプが見られます。

このテーブルについて言えば、ヴィクトリアンの頃のスタンダードデザインをベースに、
かなりシンプルにモダナイズされたフォルムとなっています。

製作された当時、すなわち“エドワーディアン”の時代の影響を色濃く受けた、直線基調のデザインだと思います。

マテリアルとして使われている、良質なマホガニーの色艶が、シンプルなボディにとても良く映えています。
テーブル天板の周囲を飾る帯状のインレイもとても素敵です。

アンティークならではの独特な「風合い」を備えた、率直に素晴らしいテーブルです・・。

(Buyer/YM)



価格(税込): 71,500 円
参考市場価格: 68,250 円
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