ヴィクトリアン ローズウッド&マザーオブパール&シルバー スーパーティーキャディ


今から何と200年以上前!
1810年代、ジョージ3世の治世下、いわゆる”リージェンシー”の時代に製作された、
当時の高級ティーキャディ(お茶入れ)です。

インレイローズウッドのスーパーアンティークになります。

全身を包むダークブラウンのローズウッド。
おそらくはブラジリアンローズでしょう。

「黒檀」の躯体には、マザー・オブ・パールを使用した繊細なインレイ(象嵌)が装飾され、
さらにスターリング・シルバーのストリンギング(線象嵌)も施され、
当時の最高級のマテリアルたちがトリニティで美しいハーモニーを奏でています。

このティーキャディの作られた時代は、一般にリージェンシー(摂政)時代と呼ばれています。
というのも、ジョージ3世の息子であり、後のジョージ4世が摂政に就いていたからです。

この時代はイギリスの建築、文学、インテリア/ファッション、政治、文化などの各分野で
歴史的に特徴のあるトレンドが見られました。

この時期の家具については、美しい曲線と簡潔なフォルムが特徴ですが、
こちらのティーキャディはまさにそんな時代性を反映している一品と思います。

当時このような高級茶器を持つことができたのは、ほんの一握りの上流階級。
デザインも素材も、まさに貴族仕様、といったところです。

現在では入手することすらできないブラジリアンローズウッド。
見事なローズウッドの縞杢は、本当にアンティークならでは・・。

(Buyer/SD)



価格(税込): 121,000 円
参考市場価格: 115,500 円
申し訳ございませんが、只今品切れ中です。


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