オールドスタイル テレフォンベンチ


1960年代、今から半世紀以上前のイギリスで製作された、
英国伝統スタイルのテレフォンベンチ/シートです。

テレフォンシート(ベンチ)は、かつて固定電話が主流だった時代、
「長電話」という日常生活のニーズから生まれた機能性家具。

そんな実用本位の家具でも、英国家具職人の手にかかれば、さすが、
ただの実用家具がこのように「古典様式」のデザイン家具に変わってしまいます。

深みのあるソリッド・オークのダークブラウンに、チャーチベンチのフォルム、
幾何学文様のカービング(彫刻)、古来からの羽目板扉、バラスターレッグ(花瓶状の脚)など・・、
英国伝統家具のエッセンスを現代家具に生かしたグッドスタイリングのテレフォンシートです。

とはいえ、今や固定電話を取り巻く環境は、製作された60年代当時と大きく変わってしまいましたね・・。

いくら英国生粋のグッドデザイン家具とはいえ、テレフォンベンチという実用家具は、
21世紀の今となっては、もはや存在価値のない、「無用の長物」と呼べる代物なのかも知れません。

そう、確かに「無用の長物」でしょう。

でも・・それでも、決してその存在価値が失われたわけではありませんよ。

だって、便利ですよ。
スマホ片手に長電話する時とか。

21世紀の現代では、さしずめ気の利いた、ティーテーブル付きのアームチェア、
といったところではありませんか?

それともあなたにとってはFAX/プリンター台でしょうか?
寝室に置いて液晶モニターのディスプレイ台、とでも?

・・過去の遺産をどのようにお使いになられるかは次のオーナー様次第ですが、
とにかく、このような家具が必要とされた生活文化のあったことは、
ぜひ未来へと語り伝えていっていただきたいものです。

過ぎ去りし60年代の生活スタイルを・・。

(Buyer/YM)



価格(税込): 55,000 円
参考市場価格: 52,500 円
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