Joseph Rodgers and sons シルバープレートティーサービス 6Pieceセット

大変美しいシルバープレートのティーサービスセットが入荷しました!
こちらは今から1.5世紀ほど前のイギリス・シェフィールド産の銀食器です。
もちろんイギリスからの直輸入品になります。
※こちらはトレー1、ティーポットおよびコーヒーポット各1、
ケトルオンスタンド1、シュガーポット&ミルクジャグ各1の計6ピースのセットになります。
・・さすが本場の様式デザイン、パーフェクトなフォルムです。
そのデザインは19世紀のヴィクトリアン様式を見事に継承しています。
植物の文様やスクロールのオーナメント、セグメンタルなデザインなど、
19世紀の銀食器のデザインを色濃く残しています。
素材はいわゆる洋白・銀メッキ仕上げ。
”E.P.N.S.” ( Electro Plated Nickel Silverの略 ) の刻印が入り、
ニッケル無垢ベースにシルバーのエレクトリックプレート、という銀食器で最もスタンダードな、
信頼性の高い仕様であることがわかります。
ティーサービスセットとして、実用性を重視された一級品です。
またメーカーを示すマークは ”J.R.&.S”。
“シェフィールド”(イギリスのシルバープレートの発祥であり中心地)の、
”ジョセフ・ロジャースJoseph Rodgers and sons” 製になります。
”J.R.&.S”は、1682年にジョセフ・ロジャースが創業したとても古い会社です。
18世紀にはいるとポケットナイフの専門的なメーカーとして知られ、
北米へのナイフの輸出で大きな成功をおさめます。
有名な19世紀のアメリカのカウボーイ、”バッファロービル”が、決闘シーンで
ロジャース製の狩猟ナイフを使用したという逸話まであります。
その後、19世紀にはいると商品はカミソリやハサミ、カトラリーへと広がっていき、
中でも銀器については英国王室ご用達の評価まで授かるようになりました。
そして19世紀後半には会社の最盛期を迎え、
イングランド北部では最大級の銀食器メーカーにまで成長しています。
ちなみにポットの刻印には、”Sheffield 1876”とありますので、1870年代に生産されたことになりますが、
ちょうど、こちらのティーサービスセットが作られたころは、
”J.R.&.S”の最盛期だった、ということになりますね。
さて、こちらは、コーヒーなどオケージョナルに使えるポットが付いた6点セットになります。
スタンドのついたケトルには、バーナーもついており、燃料用アルコールを入れれば、
今でもホットウォーターポットとしてご利用いただける状態です。
※燃料や芯は付属しておりませんのでホームセンターなどで市販品をお求めください。
おそらく、数的にみてオリジナル時より欠品のないセットなのではないかと思われます。
・・シルバー蒸着のボディは、スターリングシルバー同様、永い間、輝きを失うことなく、
そのしっとりとした鏡面は今でも見る人の心を揺さぶるほど。
ハンドメイドと思われる造形もヴィクトリアンプレートの水準です。
ぜひ本物の“アンティーク”を知る方に、「本物の魅力」をお届けしたいです・・。
(Buyer/YM)
価格(税込):
110,000
円
参考市場価格:
105,000
円
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LOCKON CO.,LTD.