トンTON ベントウッドレボルビングチェアNo503コントールKONTOR/アンティークフィニッシュ

150年以上の歴史をもつトーネットファミリーのベントウッド(曲げ木)・レボルビングチェア、
No503 コントールKONTOR(ドイツ語のオフィス)です。
※こちらのオフィスチェアは、デニムがアンティーク塗装を施したオリジナル品になります。
アンティークではなかなか見つけることのできない曲げ木の「肘掛け付き回転椅子」です。
アンティークファンに方はお探しの方も多いですよね。
筆者も長いこと探していますが、アンティークのベントウッド・レボルビングチェアは、
まだ2、3度しかイギリスのアンティークマーケットでは出会ったことはありません。
もともと生産数が少なかったのか、それとも回転部の金属部が100年程度で寿命を迎えて破棄されてしまうのか、
あるいは単に所有者が手放さないだけなのか・・?
などと、いろいろと理由を想像したりしますが、どうもわからないんですよね。
ある文献によれば、回転軸をもつベントウッドチェアは、かなり古い時代から
旧トーネット社のレギュラーアイテムとして存在していたようです。
それもロッキングチェアとは違って、19世紀後半からのオフィス需要で生産数も相当数あったらしいのです。
ただオフィス需要は限られた国の需要だった可能性もありますので、
イギリスでは曲げ木回転椅子は当時あまり輸入されていなかっただけなのかもしれません。
イギリスにはオフィスチェア自体は多数存在していましたし。
ドイツやオーストリア、あるいはアメリカなどを回ってみれば結構探し出せるのかもしれません。
回転部の金属疲労に関しても、使い方にもよるのでしょうけど、素材自体は堅牢な鋳鉄製ですので、
単に歳月が経過したからといって自然劣化が必ずおこるものではありません。
古いミシンの鉄脚などを見ればそれはよくわかります。
過去の大半が壊れて捨てられてしまったということはないと思います。
とすれば、アンティーク品があまり出回ってないのは、お持ちの方が手放さないケースが多いのでしょうか?
今でもつくられているスツールですが、中古品やヴィンテージ品ですらほとんど見かけないのですから、
やっぱりそうなのかもしれませんね。
“ワークチェア”(事務椅子)といっても、基本的に無垢の家具ですし、
使えば使うほど味が出てきますし、何度でも再生はできますし(状況にもよりますが)、
一度手に入れたら手放さなくなるのは、なんとなく理解ができます。
それならば、アンティークファンの皆さま、
もし「曲げ木回転椅子」お探しでしたら、まずは新品を手に入れてみてはいかがですか?
アンティークと全く同じデザイン、というわけではありませんが、使われている素材はほぼ変わっておりません。
しかも旧トーネット社のチェコ工場でつくられたお品ですから、由緒正しき正規品、もちろんデニムのお墨付きです。
ピカピカですけど、アンティークなダークブラウンが本物のアンティークと良くなじみますよ。
いつの日か、本物のアンティークに育ててあげてください。
良いアンティークのベントウッド・レボルビングチェアに出会ってしまったら?
その時は、「浮気」もありだと思いますけど・・。
価格(税込):
77,000
円
参考市場価格:
73,500
円
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LOCKON CO.,LTD.