グローブ ヴェルニッケGlobe Wernicke ヴィクトリアン オーク ロールトップデスク


19世紀末、すなわちレイト・ヴィクトリアンの時代、
イギリスで製作された高級アンティーク、“ロールトップ(蛇腹巻上げ式)”のオフィスデスクです。

どっしりと迫力のあるオーク総無垢の躯体。
そして、"S"シェイプのローラーシャッター・・。

これぞ、英国アンティークの真骨頂と呼びたいですね。

ややダークな、深みのある“ゴールデン”オークカラーがどちらかといえば男性的なイメージですが、
丸みを帯びた、やさしげな直線基調のフォルムですので、
女性の方がお使いになられても、とっても「さま」になると思います。

デザインベースは19世紀末の“ダービーデスク”と同様の、
古くから英国のオフィスシーンで使われてきたオフィスデスクのスタンダードデザイン。

製作メーカーは”グローブ ヴェルニッケGlobe Wernicke”。
そう、あの ”スタッキング・ブックケース” で有名なイギリスの名門企業です。

グローブヴェルニッケのスタッキングブックケースといえば、
今では超・高級骨董、コレクティングファニチャー(収集目的の家具)の代表格。
世界的なオークションハウスでも非常に高値のつく高級骨董です。

もともとグローブヴェルニッケとは、19世紀後半から20世紀前半に大きく発展したオフィス家具メーカーでした。
何も、「書庫」だけ作っていたキャビネット専門メーカーだった、というわけではありません。

元来、質の良い天然木無垢の家具メーカーとして名をあげた、高級家具ブランドだったのです。

そんな、英国アンティークの専門業者であれば知らない人はいないほど、
著名な高級家具メーカーであったグローブヴェルニッケが、
その最盛期に作ったデスクがこちらのロールトップデスク。

オフィス家具メーカーの主力商品といえば、キャビネットなどの収納もそうですが、
やはり花形はオフィスチェア、そしてオフィスデスクでしょう。

こちらは通常のデスクよりも一回り大きい目のワイド152cm。
明らかに、現代で言うところの ”プレジデントデスク” として製作されています。

オフィスデスクのトップメーカーが、その企業のトップ・エグゼクティブのために作った「力作」。
その品質の高さは推してご想像いただければ、と存じます。

当時のグローブヴェルニッケのフラッグシップ・モデルといっても過言ではないかもしれません。

全てが良質なイングランド・オーク総無垢、という躯体でありながら、
120年以上を経た現在も、歪み一つ見せることなく品質が維持されています。
なんという素材品質と設計精度の高さでしょう。

しかも、素材の良質なオーク材は引き出しの底板、背板や側板の鏡板など、
見えない部分の構成材ですら、贅沢な無垢材でつくられています。
しかも1世紀もの期間、ほとんど歪み一つ見せていない銘木級のマテリアル。

躯体全体に広がる、"タイガーオーク"の「虎斑杢」は他に類をみないほどの見事さです。

また、一般的な”デスク”という個体としても、見どころは満載。

S字ウェーブを描く見事なフォルムのロールトップ
余裕のあるニーホールスペース、収納十分な8ドロワー、
ロールをあければ映画の1シーンに出てきそうな、エレガントかつ緻密に構成された整理棚・・などなど。

「蝶」のようなシルエットの、ロールトップのキーホールカバーも貴重な当時のオリジナル品。
1898年2月14日の刻印入り。
とても価値があります。

もちろん、オリジナルの ”グローブ ヴェルニッケGlobe Wernicke ” のメーカープレートもしっかり残っています。

デニムではこのデスクを全て当時のままにレストアし、
21世紀の現代においても実用家具としてお使いいただけるように再生いたしました。
ロールトップと連動した引き出しのロックシステムなど、すべての機能が維持されています。

希少な実用的かつ最高級クラスのアンティークロールトップデスク。
しかも、19世紀ヴィクトリアンメイドの ”グローブ ヴェルニッケGlobe Wernicke ” ブランド。

もはやこれ以上の説明は不要でしょう。
高価なお品ではありますが、「破格のバーゲンプライス」と申し上げさせていただきます。

デニムがお勧めできない理由はどこにもありません・・。

(Buyer/YM)



価格(税込): 440,000 円
参考市場価格: 420,000 円
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