スーパークオリティソリッドマホガニーシート スウィベルオフィスチェア


1890年代、イギリス・ヴィクトリアンの時代に製作された、スウィベルドクターチェア(回転椅子)です。

驚いてください。
こちらのチェアは何と、マホガニー総無垢製!

背も座もひじ掛けも、脚も、スポークでさえも、
すべての材がソリッド・マホガニー!

特に座面は1枚板。
マホガニー無垢の1枚板座面なんて、聞いたことありますか?
笑っちゃうほどのハイスペックです。

イギリス・アンティークならではの高級仕様。

それにしても、う〜ん、なんともレトロなプロポーション。
とってもノスタルジックです・・。

いわゆるイギリス・ウィンザースタイル、”ボウバック・キャプテン” チェア。
イギリスでは伝統的なデザインです。

日本でも今から70〜80年前の、大正〜昭和初期にかけて、
このような木製フレームのオフィスチェアが数多く製作されていて、
今でもまれに和骨董屋さんで見かけることがあります。

おそらくそうした日本の「回転椅子」は、このオフィスチェアのような、
英国スタイルをリ・デザインして製作されたものだと思いますので
そういう和骨董の回転椅子を見た記憶が、こちらのドクターチェアにも郷愁を感じるのでしょうね。

それにしても、こう言っては何ですが、日本の和骨董の回転椅子って、
なぜどれもこれもボロボロ、ガタガタの椅子が多いのでしょうか・・?

別にわが国の製造技術を卑下するわけではありませんが、
1世紀以上を経た今、このチェアとその辺の和骨董の回転椅子を比較してみれば、
・・残念ながら、その違いは歴然ですね。

何も製造技術が大きく劣っている、というわけではありません。
大きな違いは素材面。

このようなマホガニー無垢など、当時の日本ではそうやすやすとは
入手できなかったでしょうから。

使用するユーザー側の意識の問題も大きかったものとは思いますが、
使用されている素材の違いが、耐久性に影響している面は逃がせないポイントでしょう・・。

でも、今や、日本も変わりました。
モノづくりは世界の先端を行き、交易はボーダレスの時代。

こちらのようなマホガニー製は無理にしても、世界中から良い素材が入手でき、
さらには過去になかった新素材まで開発され、別のカタチで、
良いオフィスチェアは、これからも生まれていくことと思います。

過去に作られたものにせよ、未来に作られるものにせよ、
今の子供たちには、「良いもの」をたくさん残してあげたいものですね・・。

こちらは、まさにそのような、将来に受け継がれていくべき「無銘の名作椅子」。
デニムがお勧めできない理由はどこにもありません・・。

(Buyer/YM)



価格(税込): 121,000 円
参考市場価格: 115,500 円
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