ローズウッド インレイキャビネット


すばらしいキャビネットが入荷しました!
今からちょうど100年前、19世紀末から20世紀初めに製作された、
エドワーディアンスタイルのアンティークキャビネットです。

おぉ、何という美しさ・・。
そしてこの、艶やかに輝く、黒っぽい「縞(しま)杢」は・・。

そう、ご想像の通り、別名「木の宝石」ともいわれる“ローズウッド”材です。

それも、著名な家具では、かのチャールズ・イームズが50年代に製作した名作椅子、
モデルNo.670、“ラウンジチェア”に使用したのが最後ではないかともいわれる、
“ブラジリアン・ローズ”と思われる貴重な銘木が使用されています。

何という、幸運な巡り合いでしょう、このようなアンティークが入荷するとは・・。

良質なローズの躯体は、ご覧の通り縞模様の木目も美しく、
華やかに輝くミディアムブラウンカラーのすばらしいマテリアルです。
前オーナーも大事にお使いになられていたのでしょうか、目立ったダメージもなく、木肌には良く磨き上げられた自然な艶があります。アンティークとしてはトップレベルの風合いです

デザインはイギリス国王、エドワード7世(在位1901〜1910年)の治世下、
クラシカルな伝統様式“エドワーディアン”スタイルになります。
それも後年につくられたリプロダクションではなく、
その当時、リアルタイムにつくられた本物の“エドワーディアン”ファニチャーです。

エドワーディアンスタイルは18世紀のシェラトンスタイルがベースになった古典様式で、
スレンダーなシルエット、格式あるシャープなライン、華麗なオーナメントデコレーションなどといった
高級感あふれる貴族的な特徴をもっております。

そしてこのキャビネットは、まさにそんなエドワーディアンスタイルの「ど真ん中」に入るデザイン。

さらに、“マーケットリー”と呼ばれる絵画のようなインレイ(象嵌)、全身を引き締めるストリンギング(線象嵌)、
バランスのとれた天飾りのトップデザイン・・、最高の仕上げぶりです。

また蝶番(ドアヒンジ)、鍵穴飾りの小さな金具にまでエドワーディアンテイスト、というこだわりよう。

スペースデザインや棚板などのディテール部分の素材構成にいたるまで、
雰囲気作りの工夫が見られ、家具としての完成度は超・一級品!と思います。

この家具がこんな手の届くところにあるとは・・。

出会われた方は「一期一会」の出会いを感じてください・・。



※棚天板高さ975mm、上部の小引き出し内寸、左右とも幅210mm×奥行100mm×高さ35mm、ミラー幅42mm×高さ90mmです。

※サイズ表記についての説明はこちらです。

(Buyer/YM)

価格(税込): 188,000 円
参考市場価格: 188,000 円
申し訳ございませんが、只今品切れ中です。


[9]かごを見る
[0]TOPページへ

LOCKON CO.,LTD.