クイーンアンスタイル ピーコックタペストリー ウォルナット ドレッシングスツール


今から100年近く前に製作された、クイーンアンスタイルのウォルナットスツールです。

美しい椅子です・・。
いや、きちんと“スツール”と呼ぶべきですね。

もともとスツールは中世ヨーロッパの貴族階級においては、
背もたれのある「椅子」とはやや見方が違っていて、実用性よりも装飾性が重視され、
ある意味ではステイタスのシンボルとして位置づけられていました。
だからこそ、このような美しいデザインが成立し得たのでしょう。

そもそも、スツールは人類が初めて製作した「椅子」ですので
太古の昔より“チェアChairs”が持っていた「権威性」がどんな椅子よりもスツールは強かったのかも知れませんね・・。

このスツールについては、クイーンアンの伝統デザイン・フォルムを持つ、
ハンドメイドと思われる20世紀初期の高級スツールです。

イギリス・ロココ期に流行した、クイーンアン様式の“カブリオールレッグ(獣脚=猫脚)”を
バランス良く、四隅に配置したフットスタイルが素敵ですね。

長方形のバランスの良いプロポーションですが、座面高から見て、
その用途はドレッシングテーブル用のスツールとして使われていたものと思われます。
もう少し座面高が高いと、ミュージックスツールだったのかもしれませんが。

おそらく当時の上流階級のオーナーが必要なサイズを指定した、オーダーメイド品と思われます。

きっと都会育ちの、素敵な貴婦人がお使いになっていたんでしょうね・・。

(Buyer/AY)



価格(税込): 49,500 円
参考市場価格: 47,250 円
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