チッペンデールスタイル デミルーン/ハーフムーン マホガニーコンソールテーブル


イギリス1900年代に製作された、チッペンデールスタイルのホールテーブルです。

この半円形をしたテーブルは、 ”ハーフムーン” とか、 “D-シェイプ” と呼ばれるスタイル。
17世紀後半のジョージアンの時代、大変流行したデザインでした。

その当時、このタイプのテーブルはカードゲームに使用するテーブルが主な用途で、
同サイズの“D-シェイプ”テーブルを2つ並べて円形にして使ったりしていました。

あるいは、もともと天板自体が2つ折りの状態で半円になっていて、
広げて円形にして使用するタイプのテーブルもあり、
この手のハーフムーンテーブルは当時人気があったのでしょう、
今でも現存するアンティークにはさまざまなバリエーションモデルを見ることができます。

その後、そうしたデザインがコンソールテーブルなど、
各種のホールテーブルのデザインに取り入れられていき、現在に至っています。

ちなみに、このハーフムーンテーブルは、ジョージアンのひとつ前の時代、
すなわちクイーンアンの4本脚・円型テーブルからそもそもはじまっています。

ホールテーブルとして壁にくっつけるには、背面に直線部のある半円型のほうがベターなわけですから
円形から半円形へは、進化するべくして進化した、といえますね。

こちらは、その進化系の4本脚&半円形ホールテーブル。
杢の美しいスパニッシュマホガニーの無垢で構成されています。

何だか、「歴史の生き証人」のようなテーブルですね・・。

(Buyer/YM)



価格(税込): 93,500 円
参考市場価格: 89,250 円
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