ジョージアン キューバンマホガニー ボックスフットスツール


今から200年以上前、ジョージアン末期(18世紀末)に製作された、
スーパーアンティークのボックススツールです。

ちょうど良いサイズのストレージボックス。

ボックス内部の内張りデザインから見て、ソーイングボックスとして使われていた様子ですが、
天板面にはクッションが敷かれ、オットマンとしても兼用されていたことがうかがえます。

デザインは、ジョージアンものらしい、飾り気のないスクエアなフォルム。

シンプルなスタイルのスツールですが、大工さんが片手間に作ったようなものではなく、
周囲の飾り面、パッドフットの4つ脚など、家具としてしっかりとデザインされていることに加え、
明らかにハンドメイドで製作されていながらも、このパーフェクトなシルエット。

2世紀前の当時、富裕層の「客人」がお抱えの家具工房に、
あるいは熟練したクラフトマンに直接依頼をした、オーダーメイド品であることが想像できますね。

素材はジョージアンの時代にとても人気の高かった、中米植民地産 ”スパニッシュ・マホガニー”。

磨けば磨くほど、ダークな赤銅色に鈍く光るこの木肌のキャラクターは、
スパニッシュマホガニーの中でも上位にランクされる”キューバン・マホガニー”の特徴。

200年経過してもほとんど歪み一つ見せない端正なフォルム、そして経年により深みの出た色艶は、
まさしく、高級骨董としてふさわしいマテリアルです。

アンティークならではの「宝箱」と思います・・。

(Buyer/AY)



価格(税込): 49,500 円
参考市場価格: 47,250 円
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