アーコールERCOL No798 オールドコロニアル 3ティア ディナーワゴン/ゴールドラベル

希少なヴィンテージ・アーコールが入荷いたしました!
アーコールらしいラウンドスクエアの天板形状をした、珍しいサービングテーブル/ディナーワゴンです。
アーコールErcol社は、“Cintique”、“Perker 、Knoll”とともに名の上げられる、
イギリスの3大高級木工家具メーカーのひとつ。
だから安心、と盲目的に言うつもりはありませんが、確かに今まで、
いろいろなアーコールErcol社製アンティークを見てきたかぎりでは、
やはり、なかなかの一級品を作っているメーカーであることは間違いないところです。
特にデザイン面では、イギリスらしさの中にも独特のスタンスがあり、
そこに多くの人々の支持が集まっている理由だと思います。
こちらの商品も英国らしい伝統的なディナーワゴンのデザインですが、
ブリティッシュスタイルの格式とアーコール・モダンが高次元で融合しています。
アーコールのモデル名は、”No798 Old Colonial Serving Table / Dinner Wagon”。
80〜90年代製造の商品に設置されていた、アーコールのメーカーシール、
ゴールドラベルが確認できます。
アーコールにはこちらのディナーワゴンとは別に、ティートロリーもラインアップされていて、
そちらの”No458 Windsor Three Tier Trolly”については、1960年代に発売され、
2000年ごろまでの約半世紀、作り続けられたロングセラー商品。
一方で、こちらの798ディナーワゴンは、1990年前後の一時期のみしか生産されなかったレアな商品。
アーコールファンの方でも、458ティートロリーの存在は知っていても
798ディナーワゴンについては知らない方も多いことでしょう。
デザイン的には、458ティートロリーも798ディナーワゴンも、
同じラウンドスクエアのエルム天板を持つ共通のモデルですが、
ウィンザーシリーズの458ティートロリーが、カントリー風のウィンザーデザインをベストしているのに対し、
798ディナーワゴンは、英国伝統様式の15〜18世紀のチューダー様式をデザインベースとしています。
1980年代後半のアーコール社のカタログを見ると、モダンなウィンザーデザインが主力商品である一方で、
もう一つの柱として、チューダー/オールドコロニアルの様式デザイン家具を
再興させようとしている様子がうかがえますので、おそらくはそうした販売方針の流れの中で生まれた、
458ティートロリーのバリエーションモデルが、798ディナーワゴン、ということなのでしょうね。
現行のアーコールモデルでは、458ティートロリーでさえも生産は終了してしまいましたので、
そのバリエーションモデルなどもはや望むべくもないこと。
アーコールファンにとっては大変な貴重品です。
しかもヴィンテージモデルだけあって、エルム無垢天板の杢目はとても見事。
現代のアーコールには見られない特徴です。
2重の意味で価値あるヴィンテージアーコールといえるレアモデル。
将来的な骨董価値も期待できそうです。
デニムがお勧めできない理由はどこにもありません・・。
(Buyer/AY)
価格(税込):
66,000
円
参考市場価格:
63,000
円
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LOCKON CO.,LTD.