ｱｰｺｰﾙ ERCOL No268 ｿﾘｯﾄﾞｴﾙﾑ ｳｫｰﾙﾗｯｸ/ｺﾞｰﾙﾄﾞﾗﾍﾞﾙ
希少なｱｰｺｰﾙ製のﾌﾟﾚｰﾄﾗｯｸです｡
壁掛けのお皿立てです｡
今回ｵｰﾌﾟﾝ型とｸﾛｰｽﾞﾄﾞ型の2種類のﾌﾟﾚｰﾄﾗｯｸが同時入荷いたしました｡
ｶﾗｰはいずれもﾐﾃﾞｨｱﾑ系(ｺﾞｰﾙﾃﾞﾝﾄﾞｰﾝ)となっております｡
ﾃﾞｻﾞｲﾝはそれぞれ異なりますが､縦横ｻｲｽﾞはほぼ同じです｡
こちらはｵｰﾌﾟﾝ型ｱｲﾃﾑの商品ﾍﾟｰｼﾞになります｡
ｱｰｺｰﾙﾗﾍﾞﾙの色､有無など詳細につきましては､
それぞれの下記ｴｷｽﾄﾗﾌｫﾄに掲載しておりますのでご参照ください｡
ﾐﾃﾞｨｱﾑ系はｱﾝﾃｨｰｸﾌｧﾝに根強い人気の”ｺﾞｰﾙﾃﾞﾝﾄﾞｰﾝ”と呼ばれるｶﾗｰです｡
ﾗﾍﾞﾙは80年代直前のｺﾞｰﾙﾄﾞﾗﾍﾞﾙになります｡
そもそもｱｰｺｰﾙErcol社といえば､英国高級木工家具3大ﾒｰｶｰのひとつで､
最近では日本でもすでに有名になり､人気家具ﾌﾞﾗﾝﾄﾞの一つにもなっていますよね｡
ｱｰｺｰﾙ社の創業は1920年代で､このﾗｯｸはそれから半世紀ほど経過した頃に作られたﾓﾃﾞﾙになりますが､
1950年代のｶﾀﾛｸﾞには既に､”No268 Plate Rack” として､
ｱｰｺｰﾙ社ｵﾘｼﾞﾅﾙのｳｨﾝｻﾞｰｼﾘｰｽﾞの中で登場しています｡
20世紀半ば当時といえば､ｱｰｺｰﾙ社はそれまでの英国の伝統的な様式家具ﾃﾞｻﾞｲﾝから､
突如として独自のﾓﾀﾞﾝ家具へ移行した､激変の時期｡
その時代に作られたﾃﾞｻﾞｲﾝといえば､つまり､
現在に続くｱｰｺｰﾙﾃﾞｻﾞｲﾝのﾙｰﾂに当たる作品､といっても良いですね｡
ちなみにあのﾏｰｶﾞﾚｯﾄﾊｳｴﾙが復刻したことで世界的に有名になった､
ｱｰｺｰﾙﾃﾞｻﾞｲﾝの代表作､“ｽﾀｯｷﾝｸﾞﾁｪｱ”もそのころのﾃﾞｻﾞｲﾝ｡
現代へと続く”ｱｰｺｰﾙ･ｵﾘｼﾞﾅﾙ”ともいうべきｳｨﾝｻﾞｰｼﾘｰｽﾞの､
まさにﾏｻﾞｰﾓﾃﾞﾙといっても良い､そんな時代のﾃﾞｻﾞｲﾝではないかと思います｡
ｱｰｺｰﾙらしい､なめらかにｼｪｲﾌﾟされたｴｯｼﾞを持つﾃﾞｻﾞｲﾝは､現在のｱｰｺｰﾙﾃﾞｻﾞｲﾝと共通｡
質の良いｴﾙﾑ(ﾆﾚ)材についても､当時も今も変わらないｱｰｺｰﾙ品質で､
半世紀を経過しても歪み一つないその端正なﾌｫﾙﾑは､とてもﾊｲｸｵﾘﾃｨな製作技術と思います｡
卓越したﾃｸﾉﾛｼﾞｰはすでにこのころから発揮されていたんですね｡
ﾃﾞﾆﾑがお勧めできない理由はどこにもありません･･｡
(Buyer/AY)
価格(税込):
33,000
円
参考市場価格:
31,500
円
[9]かごを見る
[0]TOPﾍﾟｰｼﾞへ
LOCKON CO.,LTD.