スーパークオリティ ミッドヴィクトリアン サーカシアウォルナット レディースチェア

素晴らしいミッド・ヴィクトリアンの高級レディースチェアが入荷いたしました!
今から150年以上前、19世紀半ばのイギリスで製作された、
ラウンジチェアスタイルのパーラー(客間)チェアです。
※こちらのチェアはLC0235 ミッドヴィクトリアンジェントルマンズチェアと2脚ペアで入荷しました。
・・この造形、このフォルム。これが「椅子」と呼べるのでしょうか。
ここまでくると、もう「美術品」と呼んだ方がふさわしいと思います。
おそらく人類史上、ハンドメイド家具の造作力がピークに達していたのは、今から100年前、
このチェアのつくられた当時、19世紀の頃だったと明言せざるを得ません。
果たして、現代でこのような椅子を作ることのできる職人が、世界に何名いることか・・。
“カブリオールレッグ”と呼ばれる動物の脚を模した前方の脚、
そしてトップレイル(肩のライン)とトップから続くウェスト当たりの小さなアームレストのシルエット・・、
ご覧のように非の打ちどころのない曲線と装飾で構成されています。
まさにヴィクトリアンのサロンチェアの美的イメージを、そのまま具現化してしまったような、
そんな、非現実的なプロポーションです。
具体的には、バックレスト(背もたれ)は19世紀ヴィクトリアン当時の典型的な家具デザイン、
“バルーンバック”(気球)フォルムで構成され、
トップには、“ロカイユ”を思わせる、植物と渦巻のハイレリーフ(浮き彫り)をアクセントに配置。
脚元にはフレンチスタイルのフットスタイルを採用するなど、
フランス・ロココ、“ルイ15世”様式をヴィクトリアン風にリ・デザインしたフォルムといえますが、
見てお分かりの通り、その造作の技術については、ほとんど芸術的ともいえるレベルに達しています。
そして特筆は、1世紀以上もの歳月を、一切の反りやゆがみなく保持し続けてきた素晴らしい家具材、
おそらく高い確率で“サーカシア・ウォルナット”と思われる、ミラクルな良材が使用されていること!
現代の高級家具材、”ヨーロピアン・ウォルナット”の中でも、
黒海地域で産する「最上級」の称号を誇った究極の銘木、“サーカシア・ウォルナット”・・。
そんな最高の材と最高の腕によって生み出された希代の逸品、
これこそまさに、“無銘の”家具職人による“名作椅子!”とご紹介させていただきます!
デニムでも、そんな最高級のチェアのために、最高級のレストレーション技術を投入しております!
言葉よりお写真で、ぜひ感じ取ってください!
次代へ引き継いでいただきたい、コレクタブルズ・クラスのアンティーク(収集目的の骨董品)です・・。
(Buyer/YM)
価格(税込):
165,000
円
参考市場価格:
157,500
円
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LOCKON CO.,LTD.