Thomas Lloyd チェスターフィールド アンティークブラウンレザー ウィングバックチェア


およそ30年前ほど、英国1990年代に製作された、
イギリス家具伝統デザインの“ウィングバック”チェアです。

“キング・オブ・チェアーズ”と称されるウィングバックチェア。

この独特のフォルムをもつ”ウィングバック”デザインは、それ以降の椅子に大きな影響を与えたといわれています。
世界中の“ハイバックチェア”のルーツはウィングバックチェア、とまで断言する人もいるほどです。

専門家たちの間でも、ウィングバックチェアが「椅子のデザイン史」において、
歴史上の一里塚であることは誰しも異論のないところ。

間違いなく、近現代の長い歴史の中で、ウィングバックチェアは
世界各国の椅子産業に多大な影響を与え続けてきました。

そもそもウィングバックチェアのルーツは、18世紀のロココ様式の時代までさかのぼります。

イギリス・ロココ、すなわち“クイーン・アン”様式と呼ばれた当時の英国家具デザインは、
フランス・ルイ14世様式のスタイルを取り入れ、カブリオールレッグ(獣脚/猫足)を外観の特徴としていました。

そんなデザイン・トレンドの中で生まれた、上半身を包み込むような、ちょっと大振りな当時の「安楽椅子」。

その椅子はフランス・バロックを思わせる美しい曲線と豪華な装飾を備え、
当時の貴族階級の目を奪い、心を魅了いたしました。

その背もたれの両脇に付け足された耳状の「囲み」は、あたかも鳥の羽のようなフォルムを描き、
その容姿のとおり、“ウィングバックチェア”と呼ばれるようになります。

以来、貴族に愛されたウィングバックチェアは、19世紀のダンディ、“チェスターフィールド”伯爵が好んだ、
フルハイドレザー(総革張り)&ボタン留めの、レザーラウンジチェアにアレンジされ、
現在の”チェスターフィールド”デザインのパーソナルチェアとして普及することになりました。

由緒ある歴史から生まれた、生粋の英国貴族家具、”チェスターフィールド”。
こちらはその本家本元、ブリティッシュメイドのハイクラスファニチャーです。

メーカーは、英国国内の”チェスターフィールド” ソファのメーカーの中でも、
メジャーな老舗マニュファクチャーとして名をはせた ”トーマス・ロイドThomas Lloyd”社。

昔ながらの技術・ノウハウをかたくなに守り続けている、英国のクラフトマンシップあふれる
ハンドメイドの家具製作工房になります。

そのクオリティは、アンティーク上級者様のご期待をも、裏切ることは決してございません。

イギリスらしい“アンティークブラウン”のレザーカラーが、
他国製のリプロ(復刻家具)と比べれば、1クラスも2クラスも上の雰囲気です。

デニムがお勧めできない理由はどこにもありません・・。

(Buyer/YM)



価格(税込): 242,000 円
参考市場価格: 231,000 円
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