ミンティ オックスフォードMinty Oxford ステンドグラスオーク3スタッキングブックケース

20世紀はじめごろ、1900年前後に製作された人気のスタッキング・ブックケースです。
棚がそれぞれ独立していて、スタックして組み立てられるセクショナルタイプのキャビネットです。
こちらはアンティークのスタッキングブックケースとしては、
相場的に最も高値の付くレトロなステンドグラスデザイン。
しかも、セクションすべてが使いやすい両観音扉(左右開き戸)という、
アンティークファンの方には間違いなく気に入っていただけるお品となっております。
当時、スタッキングタイプのブックケースは、“グローブ ヴェルニッケGlobe Wernicke”というマニュファクチャーが
リフトアップ式の扉金具でパテント(特許)を取得し、ほぼ独占的に製作をおこなっていました。
しかしパテントは機能面での特許であり、デザイン的にはパテント外であったため、
スタッキングブックケース自体は古くから、さまざまなマニュファクチャーにより製作されています。
こちらの “ミンティ オックスフォードMinty Oxford”社 も、そんな当時のブックケース製作メーカーの1社。
アンティークマーケットでは名の通った著名ブランドです。
“グローブ ヴェルニッケGlobe Wernicke”と同等、いやそれ以上の商品クオリティーを備えています。
“グローブヴェルニッケ”タイプのキャビネットでは、”ハリス・リーブスHARRIS LEBUS” や、
”ケンリック エファーソンKenric Efferson”など、超一流のキャビネットメーカーが
同等のセクショナルブックケースを製作していますが、
Mintyのブックケースも、質の高さは折り紙つきで、そのいずれのメーカーにも劣ってはおりません。
Mintyのブックケースはこちらのようなアンティーク品から20世紀後半のヴィンテージクラスまで、
アンティークマーケットではしばしば商品を見かけますので、
かなり長い期間にわたってブックケースやキャビネットを製作していたものと思います。
こちらのブックケースは19世紀末から20世紀初頭のMintyとして、スタンダードデザインで、
当時の中心的な商品タイプだったと思われます。
躯体を支えている台座の脚、前方に突き出た天飾りは、初期の頃の古いMintyブックケースに共通な特徴です。
コンディションはとてもよく、フォルムの精度はしっかりと維持されていて、
実用的にも間違いなくお役立ていただけます。
Mintyが、マニュファクチャーとして製作能力も高かった証明ですね。
“レトロ”という表現がぴったりのスタイルに、長年大切に扱われてきたソリッドオークの木肌の風合い・・。
何とも素敵な優良アンティークです。
きっと長くご愛用いただけるものと信じております。
デニムがお勧めできない理由はどこにもありません・・。
(Buyer/YM)
価格(税込):
209,000
円
参考市場価格:
199,500
円
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LOCKON CO.,LTD.