トップクオリティ チッペンデールスタイル バールウォルナット デミルーン ホールテーブル


とても素敵なアンティークテーブルが入荷しました!
イギリス1900年代に製作された、人気のハーフムーン型チッペンデールホールテーブルです。
かなりグレードの高い骨董家具になります。

うわー、何という「美脚」なのでしょうか・・。

この細さで3本脚とは、現代のPL法下では考えられないフォルムですね。

この半円形をしたテーブルは、“D-シェイプ” や “デミルーンdemi-lune” などとも呼ばれるスタイルで、
18世紀後半のジョージアンの頃、貴族たちの間で大変流行したデザインだったようです。

その当時、このタイプのテーブルはカードテーブルの用途が主だったようで、
同サイズの“D-シェイプ”テーブルを2つ背中合わせに並べて円形にして使ったり、
もともと天板自体が2つ折りの状態で半円になっていて、
広げてフルの円形にして使用するタイプのテーブルだったりと
この手のハーフムーンテーブルにはさまざまなバリエーションが生まれました。

その後、そうしたデザインがコンソール(収納付き)テーブルなど、
各種のホールテーブルのデザインにも取り入れられていって、現在に至っているのでしょう、
こちらのテーブルもそんなテーブルの歴史の延長線上で作られた一里塚です。

でも、そもそも、この3本脚のハーフムーンテーブルは、ジョージアンのひとつ前の時代、
すなわちクイーンアンの時代の「円」テーブルを起源にしています。

クイーンアンの時代の「円」テーブルは半円のテーブルを2つ、
背面同士をくっつけると、見かけ上、天板が円形になり、普通の円形4本脚テーブルになりますが、
当時は半円のテーブル2つで1組みのテーブルとして作られていたようです。

その円形4本脚テーブルを、それぞれ独立して使えるようにしたのが、この半円テーブルのルーツ。
何だかその流れ、想像できますよね?

ホールテーブルとして壁に沿わせるには、円形よりも半円型のほうがよりベターなわけですから
用途に合わせて進化するべくして生まれたテーブルといえます。

何だか、家具の「歴史の生き証人」のようなテーブルですね。

こちらのテーブルは、そんなクイーンアンの時代に生まれたテーブルの数十年後、
当時の最先端デザインとして登場した、チッペンデール様式を身にまとっています。

クイーンアンをイギリス独自に進化させ、オリエンタルな要素を加味した世界初のデザイン家具、チッペンデール。
コレクティングファニチャーとしては申し分のない、ヒストリカルな逸品です。

さらに天板には、1万本に1本といわれる”バール・ウォルナット”杢が化粧張りされ、
それがあたかも「額縁」にでも収納されているかのように、面取りガラスで覆われています。

芸術品のような逸品。
一方では、ガラストップですので、アンティーク塗装ながら濡れたグラスなども気にせず置けますので、
プラントスタンドとしてもお役立ていただけると思います。

デザイン、装飾、素材、製造品質・・どの点を取っても、全く欠点の見当たらない、
最上級のコレクティングファニチャー、それがこちらのテーブル。

デニムがお勧めできない理由はどこにもありません・・。

(Buyer/YM)



価格(税込): 132,000 円
参考市場価格: 126,000 円


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LOCKON CO.,LTD.