アーコールErcol No.469 ウィンザーサービングキャビネット/ブルーラベル/ライトエルム


イギリス1960年代に製作された、アーコールErcol社製カクテルビューロー/サービングキャビネットです。

さすが、アーコール社が製作したカクテルキャビネットだと思います。
素晴らしいスタイリング、そしてとてもつくりの良い最高級の木工家具です。

小ぶりながらズシッと重みのある、良質なエルムの躯体は、贅沢にも総無垢で、
ご覧の通り独特の木目もトップレベルに美しく、黄金色に輝く最高級のマテリアルです。

墨汁を水面に浮かべたかのようなエルムの貴重な杢目は、英国で古くから珍重されているウィンザー家具の象徴で、
さらにこちらのエルムの杢目には“バーズアイ”と呼ばれる、鳥の目のような杢まで木取りされていて、
あたかもアンティークの時代の貴族家具のような、銘木級の素材品質です。

現在、新品家具のアーコールでは、すでにこれほどのエルムの杢目づかいは見られなくなっていますから、
これからもヴィンテージアーコールの人気は続いていくのでしょうね・・。

しかも、内部をチェックしてみると、なんと!
構成材にはマホガニー材が無垢で使用されています!

これほどの家具、アンティークにもそうそうありませんね。
70年代以降のヴィンテージアーコールでは、マホガニーは使用されなくなりますので、
60年代以前の初期のモデルだけの特徴のように思います。

プレミアム性で言えば、ピカイチのヴィンテージですね。。

デザインはアーコールの“ウィンザー”シリーズに共通のイギリス・カントリーモダン系。
取っ手などのデザイン処理は今も変わっていません。

現在もウィンザーダイニングシリーズにはカップボードやキャビネット、ビューローの設定がありますが、
こちらの”サービングキャビネット”(ドロップデスク付きカクテルキャビネット)は
残念ながら、2000年代に生産は終了しているようです。

ビューローデスクのようにも使えるし、食器棚にも使えるし、もちろんリビングでカクテルキャビネットしても使えるし・・。
このようなマルチプレーヤー型こそ、英国家具の神髄だったんですけどね。
惜しいモデルがなくなりました。

1950年代から半世紀に渡って親しまれ続けてきたロングセラーモデル、
正式名称は、”469 Serving Cabinet”。

アーコールのウィンザーデザインを代表する「名作家具」といっても異論はないでしょう。
アーコールマニア垂涎、大変貴重な1960年代ブルーラベルのヴィンテージものになります。

コンディションも絶品で、近年増えてきたヴィンテージアーコールの専門ショップでしたら、
このキャビネット、はたして現在の価格にさらに○倍くらいの値段がつくのでは・・。

高価な家具ですが、いつか必ず「お得」だったと感じていただける時が来るのではと思っております。

探してもまず入手できない、とっても流通量の少ない貴重品です。
アーコールファンの方、お急ぎくださいね。

(Buyer/YM)



価格(税込): 220,000 円
参考市場価格: 210,000 円


[9]かごを見る
[0]TOPページへ

LOCKON CO.,LTD.