オールドカリモク ジャパニーズアッシュ&ビーチ ドレッサーベース/サイドボード


素晴らしい日本の名作家具をご紹介します。
今から50年ほど前、1970年代から80年代の日本で製作されたオールドスタイルのサイドボードです。

国産家具メーカーの最大手、カリモク家具のヴィンテージカップボード(食器棚)を、
英国アンティーク風にリプレースした、デニムオリジナルのドレッサーベース/サイドキャビネットになります。

・・う〜ん、さすがにジャパンブランドの木工家具マニュファクチャーとしてトップクラスの企業、
その商品レベルは、ハンドメイドが多用された相当な高級家具です。

例えば、イギリスアンティークとして日本でもよく知られている、”ジェイシーJaycee”、
あるいは "オールドチャームOld Charm" など、イギリスの優秀な家具を多数見てきたデニムの感想としましても、
間違いなく同等以上のクオリティであることは明言いたします。

ズシッと重みのある良質な天然ブナ材の躯体は、ご覧の通り木目も美しく、
パテナ(古艶)の輝くすばらしいマテリアルです。

また、前オーナーも大事にお使いになられていたのでしょう、
目立ったダメージもなく、木肌には良く磨きこまれた自然な艶があります。

デザイン的には、アメリカンコロニアルスタイル、すなわち17世紀ごろの
イギリス・チューダー様式のデザイン&フォルムをベースとし、
日本の伝統的な生活様式にアレンジした家具デザイン。

製作されたのが、日本の1970年頃という時代性らしく、
モダンな西欧古典風に製作されています。

天然ぶな材の杢目を彩ったフィールデッドパネル(羽目板扉)、
チューダー調のブラケットタイプの台輪スタイル、3ドア&3ドロワーの収納デザイン、
そして蝶番や取っ手などの金具のディテールまでも、すべて西欧古典様式のデザインに基づいています。

ちなみに、現在のカリモク家具のカタログを確認したところ、
何と!こちらの家具、現在も現行モデルでラインアップされていました。ちょっとびっくりです。

品名は”コロニアル”シリーズの「飾り棚」、モデルコードはEC4010NK。

いつ頃から販売されているモデルなのかは不明ですが、
仮にこちらのモデルが1970年代の個体であれば、少なくとも半世紀ほどは継続して販売されている、
”カリモク”ブランドのロングセラーモデル、ということになりますね。

とすれば、お客様から下取り品として入荷してまいりましたこちらの”コロニアルEC4010NK”、
ちょっとした「お宝」といって良いでしょう。

ただ、デニムの入荷時、上段のガラス戸の食器棚が撤去されてしまい、
使用用途がなくなってしまったためにデニムに送られてきた、という事情のあった家具だったわけですが、
これほどの日本の「名作家具」を、「半分」といえどもお蔵入りさせてしまうのは忍びない。

英国アンティーク家具に精通しているデニムの手で、もう一度この日本で活躍できるように、
英国家具のドレッサーベース風にカスタマイズし、手塩にかけて復活させていただきました。

具体的には専用の天板を製作し設置しただけですが、それでもこれだけの見栄え。
さすがに、現行価格343,200円税込の高級家具だけあって、本家イギリスのドレッサーベースに引けは取りません。

リビングのTVボードなどにはぴったりではないでしょうか?

すばらしい材、手の込んだ製作技術、重厚かつ格調高いクラシカルスタイル、
そして大切に扱われてきた良好なコンディションと真摯に向き合って行われた再生メンテナンス・・。

英国家具に目の肥えた上級者の方でも、きっとご期待にこたえられるものと信じています。
デニムがお勧めできない理由はどこにもありません・・。

(Buyer/YM)



価格(税込): 83,600 円
参考市場価格: 79,800 円
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