ジョージアンスタイル イングランドオーク ペデスタル ニーホールデスク


おぉ・・。
素晴らしい最高級のオークデスクが入荷いたしました!
今から半世紀ほど前、イギリス20世紀後半に製作されたジョージアンスタイルのペデスタル(両袖)デスクです。

「・・・。」(絶句)

言葉でその素晴らしさをを伝えしようとすればするほど、
陳腐な表現になってしまって、このデスクにふさわしい言葉が見つかりません・・。

とにかく究極のオーダー家具だと思います。
家具の量産化が定着した20世紀中盤以降、あえてハンドメイドで製作された、
当時の復刻家具だったことでしょう。

当時では通常、機械化されたはずの接合部などにも、
19世紀以前のハンドメイドのダブテイル(蟻組み工法)が用いられたり、
テノンペグ(木釘)などが使用されている平面の表情、全引き出しに設置されたブラスロック(鍵)など、
まさに、18世紀のジョージアン家具そのもの。

さらに全体的にエイジング(時代感の処理)でアンティーク風な雰囲気をつけられているので、
正直なところ、イギリス現地からの情報がなければ、本物のジョージアン家具と
信じてしまうほどのリアリティがあります。

本当に50年前のヴィンテージ家具なのか、あるいは、本当は150年前のアンティーク家具なのか?

いずれにしても、どちらの時代でも当時としては最高級の家具だったことは確かです。
古典的なハンドメイドで製作された家具としては、もっともハイレベルな家具の一つ、
と言うことができると思います。

さて、ご覧のように非の打ち所のない抜群のプロポーションで、
かつ風格と親しみやすさを兼ね備えた、パーフェクトなスタイリング。
このデザインベースは、17〜18世紀のジョージアン様式の”ペデスタル(両袖)”スタイル、
という「王道」の伝統デザインです。

その英国伝統様式を、イングランドオークらしい表情を見せる銘木を使用し、
格調性を失うことなく見事に融合させています。
抜群のクリエイティビティです。

モールディング(玉縁)で引き締められた引き出しの前板は、直線基調ながら曲線をアクセントに取り入れ、
デザインに奥行きの深さを感じさせられます。
足元もジョージアン生粋のブラケットフット。
完璧だと思います。

躯体各部を彩る、ソリッド・オークの美しい「虎斑杢」(とらふもく。虎柄の木目です。)も、
材の質の高さを主張しつつ、デザイン上のアクセントとして使われています。

磨き上げられた真鍮無垢のブラスハンドル、そしてキーホールカバーのゴールドアクセントにも、
心が揺さぶられます。

背面も当然のように無垢材を使用した重厚な框組(かまちぐみ)仕様。
背面を見せない壁付け仕様ではなく、明らかに対面で使用されるシーンを想定されてデザインされています。

現代的に言えば、プレジデントデスク、といったところでしょうか。

いずれにしてもすべてが超・一級品のアンティーク・リプロダクションだとご紹介させていただきます。
格式ある上流階級の書斎などで使われていたお品だったことでしょう。

また、すでに少なくとも半世紀の歳月を経てきたことで、
“パテナ”と呼ばれる美しい「古艶」を身にまとい、
より一層、英国伝統家具らしい「重み」さえ加わっています・・。

まさにスーパークオリティのオークデスクです!

本来の手作り家具がぎりぎり残っていた職人技術がピークの時代に、
最高の材と最高の技術で作られたデスク。
それがこのデスクです。

オーダー家具が工業製品化してしまった現代、まさに失われた遺産ともいえます。

デニムがお勧めできない理由はどこにもありません・・。

(Buyer/YM)



価格(税込): 330,000 円
参考市場価格: 315,000 円


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LOCKON CO.,LTD.