Titchmarsh & Goodwin チューダーオーク クレデンスカップボード

グッドクオリティなスモールサイドボードが入荷致しました。
イギリス20世紀中ごろに製作された、英国アンティークの数少ない有名ブランド、
”ティッチマーシュ&グッドウィンTitchmarsh & Goodwin English”のチューダー調カップボードです。
”ティッチマーシュ&グッドウィンTitchmarsh & Goodwin English”(以下、T&G)とは、
イングランド東部サフォークSuffolk州にある老舗家具メーカー。
すべての家具を今でもハンドメイドで製作している稀有なマニュファクチャーです。
サフォークの州都は、古くからの家具の名産地”イプスウィッチIpswich”。
その地の伝統技術をかたくなに守り続け、何よりも家具職人としてのワークマンシップを大切にしています。
誇り高き英国家具の名門企業になります。
そんなメーカーの作った商品ですから、100年物のアンティーク家具と比較しても、
はるかに上回るクオリティ。
一切乱れることのないそのパーフェクトな製作技術は、まさに伝統工芸のものです。
素材には英国家具らしい銘木、”イングランド・オーク”。
あたかも16世紀のチューダー家具のよう。
当時の ”クレデンスcredence” カップボード(キリスト教会などで使われていた収納庫)そのもの。
さらに、自然に経年変化した「琥珀色」の美しい木肌は、感動的ですらあります・・。
T&G社のプライドは細部にまでいきわたっています。
”イプスウィッチ”スタイルを踏襲したストレートなフォルム、イギリスの伝統を感じさせるバラスターレッグ、
無垢の背板の本実(ほんざね)加工、重厚なアイアン製のバタフライヒンジ(錬鉄製蝶番)・・。
生粋の英国家具と思います。
尚、テノンペッグ(ほぞ組の接合部を補強する木釘)はまだ接合技術が十分でなかった、
16〜17世紀ごろの古い家具の象徴ですが、さすがT&G社の「アンティーク調」ともなると、
ここまで忠実に再現するのですね。
現代家具ですからテノンペッグは必要ではないのにあえてこれを採用するということは、コスト増の要因になり、
この効率の悪さは確実に販売価格には反映されたものと思います。
当時、かなりの高額な新品価格だったのではないでしょうか。
とはいえ、補強面では最強クラスですから、200年は使える家具であることを考えれば、
コスパを考えても悪くはないですね。
本物の、実用的なアンティークインテリアとしてお役立て頂けます。
生産効率が重視される、現代家具では絶対に作ることのできない、旧来型の家具。
いずれ「文化遺産」として保護される時代が来ると思っています。
こちらは間違いなく遺産クラスの家具になります。
デニムがお勧めできない理由はどこにもありません・・。
(Buyer/SD)
価格(税込):
110,000
円
参考市場価格:
105,000
円
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LOCKON CO.,LTD.