ヴィクトリアンスタイル レッドマホガニー&ブラックレザー 3シーターウィングバックソファ

およそ20数年前、英国1980年代に製作された、
イギリス家具伝統デザインの“ウィングバック”チェア、3人掛けソファバージョンです。
※こちらはST0332 ヴィクトリアンスタイル レッドマホガニー ストレージ オットマンと同時入荷いたしました。
・・“キングオブチェアーズ”と称されるウィングバックチェア。
この独特のフォルムをもつ”ウィングバック”デザインは、それ以降の椅子に大きな影響を与えたといわれています。
世界中の“ハイバックチェア”のルーツはウィングバックチェア、とまで断言する人も存在するほどです。
各論で異論はあっても「椅子のデザイン史」の中でとても重要な位置づけにあることは、
多くの専門家の共通認識でしょう。
こちらのチェアには、コンフォータブルなラージクッションがセットされているため、
シルエットのアウトラインがわかりにくいかもしれませんが、
クッションを外せば、正真正銘、スタンダードな”ウィングバック”フォルム。
生粋の英国伝統デザインであることはご理解いただけることと思います。
そもそもウィングバックチェアのルーツは、18世紀のロココ様式の時代までさかのぼります。
イギリス・ロココ、すなわち“クイーン・アン”様式と呼ばれた当時の家具デザインは、
フランス・ルイ14世様式のスタイルを取り入れ、優雅な曲線のシルエットを外観の特徴としていました。
そんなデザイン・トレンドの中で生まれた、上半身を包み込むような、ちょっと大振りな当時の「安楽椅子」。
その安楽椅子はフランス・バロックを思わせる美しい容姿と豪華な装飾を備え、
当時の貴族階級の目を奪い、心を確かにつかみました。
特に、その背もたれの両脇に付け足された耳状の「囲み」は、あたかも鳥の翼のようなフォルムを描き、
その容姿のとおり、“ウィングバックチェア”と名づけられ、誕生以来、多くの貴族に愛されました。
時代のトレンドデザインとなったウィングバックチェアではありましたが、
その後、時代や地域によって様々にデザインアレンジが施され、
「革張り&ボタン留め」のチェスターフィールドウィングバックチェア、
あるいは、左右のウィングが屋根状につながったフードチェアなど、派生モデルも多数誕生。
現在では、世界中で愛される「名作椅子」の1カテゴリーとして確立されるに至りました。
そんな由緒ある歴史から生まれた、生粋の英国貴族家具、ウィングバックチェア、
こちらはその本家本元、ブリティッシュメイドのハイクラスファニチャーになります。
チェスターフィールドをこよなく愛するデニムの手によって、
漆黒の最高級“ブラックレザー”を身にまとったこのウィングバックのルックスは、
リプロ(復刻家具)と比べれば、1クラスも2クラスも上の雰囲気かと思います。
フルレストアしたことによって、もちろん耐久性も格段にアップ。
一生もののリラクゼーション・ソファとして、実用に、装飾的に、と、
生活シーンの中で大いにお役立ていただけることと思います。
さらに、こちらはウィングバックデザインの中でも生産数が少ない3Pソファのレア・モデル。
ヴィンテージものとしては入手が難しいアイテムです。
現代的なソファとして、ロー&ワイドフォルムにデザインがアレンジされ、居住性が大幅にアップ。
なかなか得難い逸品といえます。
価格的にはかなり高価ではありますが、Sグレード品質の総牛革張りで、
かつ英国伝統の高級家具になりますので、決して割高なものではないと断言させていただきます。
同様のソファは探してもなかなか見つからないことでしょう。
ぜひこの機会に、お早めのご検討をお待ちしております・・。
(Buyer/YM)
価格(税込):
572,000
円
参考市場価格:
546,000
円
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LOCKON CO.,LTD.