ジャコビアンキャビネット


めずらしいアンティークが入荷しました!今から70年前、イギリス1930年代に作られたジャコビアン・スタイルのサイドキャビネットです。
う〜ん、イギリスらしい、格式のあるスタイリングですね。

アールデコの時代に製作されたキャビネットですので、シルエットにどことなく“モダン”を感じますが、そのデザインは17世紀のイギリス・バロック様式を確かに継承しているものです。
専門的にはバロックの中でも、“ジャコビアン”スタイルをベースにしながらも、英国伝統家具それぞれの時代のエッセンスを凝縮したようなスタイリングになっています。

「黒檀色」に輝くダークオークの木肌にパテナ(古艶)のオーラ・・。
間違いなくジャコビアン・アンティークファンのためのアンティークです・・。
・・でも、ちょっと待って、あれ?これって、何?
・・ってフツーは思われますよね?
普通のキャビネットにしては妙なスペースレイアウトだし、そこ、ここに何か、意味ありげな穴も開いているし・・。
そうです。このキャビネットはただのキャビネットではありません!
もともとは・・「蓄音機」が入っていた「ハコ」だったのです!!(別に自慢しているわけではありませんが・・。)
おそらく右の扉内には機械本体が収納されていて、左側にはレコード盤のストックスペースだったものと思います。
ただの板と思われていた天板がぱかっと開く蓋になっていて、見るからに扉風の正面左側の全面パネルが、ダミー扉だなんて・・今となってはシャレのようです・・。
・・それにしても蓄音機のはいっていたハコって、素晴らしいデザインだったのですね。(知らなかった・・。)



※収納部は入り口内寸で、左右とも、幅350mm×奥行430mm×深さ340mmです。

(Buyer/YM)

価格(税込): 39,000 円
参考市場価格: 39,000 円
申し訳ございませんが、只今品切れ中です。


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