ファイリングキャビネット

20世紀初め頃、エドワーディアンのイギリスで製作されたちょっとユニークなキャビネットです。
うーん、これは一体・・?
このタイプのような細長いトールキャビネットは、
イギリスのアンティークマーケットで比較的見かけることのあるキャビネットですが、
それぞれ、その使われていた用途はさまざまなようで、
現地からの情報が入ってこないと、どこでどのような用途に使われていたものか、
全く想像のつかないようなお品もあります。
まあ、一般的には学校や病院、図書館などの公共施設、
あるいは民間企業の資料ケースとして使われていたものが多いと思いますが、
こちらのファイリングキャビネットは・・そう、下のお写真を全部見ていただければ、用途は一目瞭然ですね。
そう、ミュージックキャビネットだったようです。
良質なオーク材の無垢が多用された高級仕様であることから、
公共の施設などで使われていたことが想像されます。
機能的にも、写真でご覧いただけるとおりですが、前面にあるジャバラ扉を、鍵をはずし、下に落とすと9段の薄い引き出しが現れますが、
一つ一つが独立していて、スライドして出てきますので、確かに書類の整理にはとても便利そうです。
鍵つきなので重要な書類の収納にも信頼がおけますね。
・・それにしても、たかが資料ケースとはいえ、
この存在感は圧倒的です。
さすが、英国アンティーク・・。あっぱれ。
(Buyer/YM)
価格(税込):
99,000
円
参考市場価格:
99,000
円
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LOCKON CO.,LTD.