ヴィクトリアンスタイル クオリティマホガニー ジュエリーケーストップ ミュージックキャビネット


イギリス1900年前後、レイトヴィクトリアンからエドワーディアン期に製作された、
ソリッドマホガニーのミュージックキャビネットです。

ミュージックキャビネットといえば、富裕層ご用達だった典型的な高級調度品。
アンティークマーケットでは今でも高値で取引される商品です。

確かに、同じマホガニーでも、このような高級家具ともなると明らかに使われている素材の質が違いますね。
色つやともにとても美しい銘木です。

デザインは当時流行した、軽快なヴィクトリアンスタイル。
古典様式から20世紀モダンへ変遷する近代的なクラシックスタイルと思います。
全体的な印象としては、エドワーディアン風のクイーンアン様式のようにも見えます。

個性的な天頂飾り(クレイスティング)やフットスタイル、そしてボウフロント(弓型の前面フォルム)は
当時の伝統的な古典スタイルですが、直線と曲線を混合させたフォルムには
製作者独自の創造性、主張も感じられます。

また下部前面パネルに入れられたモールドのマホガニーローレリーフや、高級な真鍮金具、
装飾的な造型のガラスケースなど、きっちりアピールポイントを抑えているところは、
老舗の名工が製作したことを偲ばせますね。

インテリア性は言わずもがな、実用面でも、ショーケースとして機能する、
ロック付きのジュエリーキャビネットをトップに備え、中段には小物整理に便利な2杯の引き出し、
下段には楽譜等が収納し易い仕切りつきのファイリングラック、と、
特別なマイ・アイテムの収納庫として大活躍してくれそうです。

おそらくはもともと、大切な身の回りのアクセサリーや愛用のミュージックツールなどを
ひとまとめに収納していた、富裕層の特注家具だったことでしょう。

素性の良さは折り紙付き。

デニムがお勧めできない理由はどこにもありません・・。

(Buyer/YM)



価格(税込): 286,000 円
参考市場価格: 273,000 円
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