ページドPaged ベントウッドチェア専用ハンドケインシートパネル for No811バースツール

ポーランド・ページドPaged社オリジナルの交換補修用シートパネルです。
ピュア・マテリアル(未塗装)フレームのハンドケインシート(手編みの籐張り座面)仕様になります。
こちらはデニムがページド社へ補修用パーツとしてファクトリーオーダー、
ベントウッドチェアとともに直輸入いたしました。
「手編み」のケインシートは、「機械編み」のケインシートに比べて1本1本のシート(糸)が細く、
網目が大きいことで、抜けの透明感が高く、軽やかな印象。
実際に見た目のとおり軽量ながら、周囲のトリムには全てのシート(糸)が通し穴にやはり1本1本、
しっかりと結わえられていますので、引っ張り強度の面でもかなり優れています。
ただ、網は「面」の圧力には強い一方、シート(糸)自体は何分細いため、「点」の圧には切れやすい欠点があり、
また、切れてしまった場合には、数少ない専門の籐張り職人だけにしか、補修作業が行えず、
修理費用が高く、修理期間が長いなどの欠点もありました。
そのような不便な面のあるハンドケインではありますが、それでも
装飾的な魅力としては、機械編みよりも手編み座面の方が、やはり圧倒的に格上。
ベントウッドメーカー各社が手編み座面の設定を廃止している中で、
唯一、こちらのページド社だけは、かたくなに手編み座面の意匠を守り続けてきました。
デニムでは、そんなページドの本物志向のクラフトワークをリスペクト。
基本的に籐座面設定のチェアに関しては、ハンドケインの仕様を中心に仕入れをしてまいりました。
ハンドケイン仕様のチェアをお客様にご提供するにあたっては、もちろん、
デニムではハンドケインシートのメンテナンス技術を習得し、お客様が長くチェアをご愛用いただけるよう、
アフターサービスの体制は整えてまいりましたが、しかしながらその修理費用と納期については、
前述のとおり、お客様には大きな負担をいただかざるを得ない状況ではありました。
そこでこの度、試験的ではありますが、ページド社よりメーカー純正のシートパネルを輸入し、
交換補修用のパーツとしてデニム内でストック、ローコストで迅速に修理対応ができる選択肢を
お客様にご提供させていただくことといたしました。
すでにシートパネルは、ポーランドの籐張り職人が張り上げ済みの座面となっておりますので、
修理はお張替ではなく座面交換となり、お客様がお持ちのチェアに取り付けるシンプルな作業になります。
愛着のあるチェアの主要部品を交換、という修理方法に、違和感を感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、
それでも、およそ1ヶ月以上かかっていた手編みシートの張替えが、
それほどお待たせすることもなく、まっさらな新品座面への再生が可能。
実用面でお考えいただければ、十分ご理解いただけることと思います。
尚、こちらのシートパネルは、”No811 バースツール”など、ハイスツールの角座面用となっております。
当店にて「ST0284 ページドPaged ベントウッドバースツール No811 ヨゼフ・ホフマン / ピュアマテリアル」を
お求めいただき、長年のご利用で座面のケインが切れてしまったなど、気になってらっしゃるお客様は、
ぜひこの機会に新調をご検討いただいてはいかがでしょうか?
今回、試験導入のため、入荷数の少ない補修部品となりますので、
必要な場合にはお早めにどうぞ。
価格(税込):
27,500
円
参考市場価格:
26,250
円
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LOCKON CO.,LTD.