アーリーヴィクトリアン ゴシックリバイバル イングランドオーク コーナーテーブルカップボード


今から約180年前、イギリス1840年代に製作された当時の高級コーナーカップボードです。

とても重厚感あふれるデザイン。
省スペースな細身の家具でも、その存在感はさすがのヴィクトリアン・アンティークですね。

縦に伸びる直線的なフォルム、ドアパネルのレリーフ、テーブルの周囲を飾るエッジング、
天頂に広がる“コーニス”(ひさしの飾り)、真鍮の蝶番(ヒンジ)などなど・・。

これらは古く、中世15世紀のイギリス・ゴシックの頃から見られるキャビネットの装飾技法で、
後に“チューダー”と呼ばれるイギリス・ルネッサンス様式の時代に受け継がれた伝統的な家具様式です。

それを見事に、コーナーカップボードという難しい形状の家具に、うまく取りまとめていて、
家具としてのレベルもハイクラスです。

こうした古い時代の様式デザインを、新しい時代の生活家具にうまく取り入れたのがヴィクトリアン家具の特徴。

ロココ様式のデザインを取り入れた”ネオ・ロココ”と呼ばれる家具や、
こちらのようなゴシック様式を復刻した”ゴシック・リバイバル”の家具は、
19世紀ヴィクトリアンの時代にとても人気がありました。

こちらの個体は木肌の風合いもなかなか良い雰囲気で、ジャコビアンオーク、と呼ぶにぴったりの、
黒光りしている「黒檀」カラー。

ゴールドに輝く真鍮金具がアクセントになり、王道の英国アンティーク家具、といった印象です。

つくりは各所に旧来型のハンドワークが残る、19世紀初期の仕様。
ヴィクトリアン初期、”アーリー・ヴィクトリアン”の頃の個体と思われ、
骨董家具としてのプレミアム性も評価できます。

アンティーク上級者の方には、ご満足いただける逸品と思います。

収集目的のコレクティングファニチャーではありますが、
鍵付き収納を備え、場所を取らずに設置できますので、実用アンティークとして
長くお付き合いいただければと思います。

また便利な折りたたみ式のテーブルも設置されていますので、
身の回りのお品をちょっと置いておく場所として、スマートにご利用いただけて重宝しますね。

とても優良なアンティーク家具と思います。
ぜひ、後世へ引き継いでいっていただきたい文化遺産です・・。

(Buyer/YM)



価格(税込): 137,500 円
参考市場価格: 131,250 円
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