アーリージョージアン GeorgeU ジャマイカンマホガニー ベッドサイドカップボード


何と300年近く前のスーパーアンティークが入荷致しました!
イギリス・ジョージ2世GeorgeU(1683年- 1760年)の治世、
”アーリー・ジョージアン” と呼ばれる時代に作られたスモールサイズのベッドサイドカップボードです。

・・よほどの専門家でもなければ、このカップボードが300年近く経過している家具などとは、
誰が想像もできることでしょう。

それほどごく自然に、あたりまえの実用家具として、年代を考えると信じられないほどに、
奇跡的と呼んで良いコンディションにしっかりと維持されてきていました。

素材はマホガニー。
製作された時代を考えれば、現在のジャマイカ産のマホガニー "ジャマイカンウッド"、
あるいはプエルトリコ産やキューバ産の "スパニッシュ・マホガニー"である可能性がかなり高いです。

なぜってこのカップボードは、時期的にそれら最上級のマホガニーが品薄になる、
"レイト・ジョージアン" 以前に作られたものですから、まだまだ材料不足には程遠く、
有力な家具メーカーならば、十分に銘木マホガニーが入手できたでしょうからね。

それに何よりも、このカップボードの全面に彩られた独特のマホガニー「リボン杢」が、
初期の頃の銘木であることを確かに物語っています。

お写真で、このカップボードのそれぞれの「面」を良くご覧になってください。

ほぼ全面的に「リボン杢」で覆われていますが、継ぎ合わされている面は全くなく、
全ての面がそれぞれ1枚の化粧材で覆われていることがわかります。

マホガニーは基本的に細い木なので、通常、化粧材は杢目をシンメトリーに2枚継ぎ合わせるなどして
1枚では覆いきれない家具の幅に合わせたりしますが、
ジャマイカンウッドはマホガニーの中でも幅広の材料が取れることで知られています。

そうした特徴からみても、ジャマイカンウッドと見て間違いないと思います。
アンティーク・マホガニー家具の中でも、相当に希少価値のあるお品ということになります。

何といっても「家具の宝石」、幻のジャマイカンウッドですからね。
とても上品、というよりも高貴な高級感が漂っています。

年代的には3世紀は経過しようかという、真のアンティーククラスの家具ですが、
まるでヴィンテージクラスのように、しっとりとみずみずしい「赤銅色」の木肌がその身を覆っています。
手入れ良く、愛用されてきたのでしょう。

また素材の質もさることながら、3世紀以上もの間、このような総無垢の家具にありながら、
一切の歪みなく、端正に維持できる製作技術もまた、すばらしい。

ジョージアン家具の時代が、「英国家具の黄金期」と評価されているのは伊達ではないですね。
本当にお見事です。

デザインは、当時ものらしいジョージアン様式。
飾り気がなくシンプルで簡素なフォルムは、イギリスの伝統的な18世紀スタイルを踏襲しており、
それがまた、素材の良さを引き立てていると思います。

かなり身分の高かった旧所有者が、お抱えの家具職人に作らせた特注カップボード、
といったところでしょうか・・。

一流のクラフトマンが、大切なスポンサーのために、万難を排して製作した家具であることが伺われます。

見紛うことなき300年前の超・優良家具。
デニムがお勧めできない理由はどこにもありません・・。

(Buyer/SD)



価格(税込): 154,000 円
参考市場価格: 147,000 円
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