トップクオリティ チッペンデールスタイル マホガニーアームチェア


今から100年以上前、19世紀末から20世紀初めの頃、
イギリスで製作された本格的なチッペンデールスタイルのダイニングチェアです。

数あるチッペンデールチェアの中でも最高品質を誇る、
スパニッシュマホガニー製チッペンデールチェアになります。

※こちらのチェアは「AC0472 マホガニー チッペンデールスタイルアームチェア」2脚の、
単品販売用商品ページになります。


かなりパーフェクトなチッペンデールチェアです。
それも今まで見た中でも、当時ものとしては最高級のリプロダクション(復刻品)だと思います。

スタイルは、4タイプある“チッペンデール”の代表スタイルの中でも、
最も象徴的ともいえる、初期の頃の“クイーンアン”スタイルをシノワズリ(中国趣味)調に再現したもの。
流れるような曲線模様の背板の透かし彫り、
カブリオールレッグ(獣脚=猫脚)の“クロウ&ボウル”フットスタイル・・・。
とてもバランスのとれたプロポーションです。

“チッペンデール”はアンティーク好きの方なら耳にしたことがあるかと思いますが、
世界で、そう、最初の家具デザイナー。
このチェアは、現代のデザイナーズ家具のルーツ、とも言いかえられます。

余談ですが、17世紀以前、家具というものは、王侯、貴族たちが金にまかせてつくっていた道楽品で、
庶民にはまったく縁のないシロモノでした。
そこでトーマス=チッペンデールは庶民のための家具開発に取り組んだのです。

クイーンアン様式をベースにした、その独特な躍動感あふれる、美しいファーストチッペンデール・スタイル。
しかし、それは量産化を目的とした、極めて合理的で優れた “工業デザイン” といえるものでした。

そして量産化された家具は、ブルジョア階級に受け入れられ、後に広く世に普及していくことになっていきます。

ただし、もともと庶民のために開発したチッペンデールのデザイン様式ではありましたが、
のちにチッペンデールデザインは、家具の様式デザインとして「高級家具の代名詞」となってしまいます。
皮肉な話ですね・・。

ちなみに、チッペンデール様式やクイーンアン様式など、18世紀のイギリスの装飾様式は
当時の英国国王、ハノーヴァー朝の君主名より “ジョージアン”の家具 と総称されています。

そしてまた、“ジョージアン” は俗に、“イギリス家具の黄金期”とも表現されています。
すなわち、このチッペンデールチェアは、世界最高クラスの英国家具の中でも、
最も優れた家具が作られていた時代のチェアを、忠実に再現したもの、ということができるのです。

まさに掛け値なし!
黄金期の家具を再現した、最高級のアンティーク・デザイナーズチェア。

デニムがお勧めできない理由はどこにもありません・・。

(Buyer/AY)
AC0472(旧HA0512)_HC0495



価格(税込): 56,100 円
参考市場価格: 66,000 円


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LOCKON CO.,LTD.