ジョージアンスタイル チェスターフィールド BGレザー&フェザーシート ウィングバックチェア

およそ50年ほど前、英国1980年代に製作された、
イギリス家具伝統デザインの“ウィングバック”チェアです。
“キングオブチェアーズ”と称されるウィングバックチェア。
この独特のフォルムをもつ”ウィングバック”デザインは、それ以降の椅子に大きな影響を与えたといわれています。
世界中の“ハイバックチェア”のルーツはウィングバックチェア、とまで断言する人も存在するほどです。
いずれにしても「椅子のデザイン史」ではとても重要な位置づけにあることは異論のないところ。
そもそもウィングバックチェアのルーツは、18世紀のロココ様式の時代までさかのぼります。
イギリス・ロココ、すなわち“クイーン・アン”様式と呼ばれた当時の家具デザインは、
フランス・ルイ14世様式のスタイルを取り入れ、カブリオールレッグ(獣脚/猫足)を外観の特徴としていました。
そんなデザイン・トレンドの中で生まれた、上半身を包み込むような、ちょっと大振りな当時の「安楽椅子」。
その椅子はフランス・バロックを思わせる美しい曲線と豪華な装飾を備え、
当時の貴族階級の目を奪い、心を確かにつかみました。
その背もたれの両脇に付け足された耳状の「囲み」は、あたかも鳥の羽のようなフォルムを描き、
その容姿のとおり、“ウィングバックチェア”と名づけられました。
誕生以来、貴族に愛されたウィングバックチェアは、19世紀のダンディ=“チェスターフィールド”伯爵が好んだ、
フルハイドレザー(総革張り)&ボタン留めの“チェスターフィールド”ソファにアレンジされ、
現在の”チェスターフィールド ウィングバックチェア”として普及することになりました。
由緒ある歴史から生まれた、生粋の英国貴族家具。
こちらはその本家本元、ブリティッシュメイドのハイクラスファニチャーです。
ウィングバックチェアの中でも、ストレートな脚、比較的フラットなウィングを特徴とするのが、
こちらの”ジョージアン”スタイル。
”ジョージアン”スタイルはクイーンアンスタイルの後、興ったデザイン様式で、
ウィングバックチェアにもそのデザインは影響を与えました。
4代続いたジョージ英国王の中でも特に、ジョージ3世(1760-1820)の時代は、
平凡で質素なデザインが好まれ、優雅で曲線基調のクイーンアンスタイルのウィングバックチェアから、
こちらのようなシンプルで直線基調のジョージアンスタイルのウィングバックチェアが生まれたわけです。
この個体は当時のウィングバックチェア・スタイルを忠実に再現。
脚周りのフレームには、18世紀のジョージアン家具を思わせるような、
”ソリッド・マホガニー”で構成されています。
イギリスらしい“ブリティッシュ・グリーン”のレザーカラーも相まって、
近年のリプロ品(復刻家具)と比べれば、限りなくアンティークの時代に近づけられた、
とても贅沢でリアルな仕様。
さらに、その座面クッションには”フェザー(羽毛)”を使用。
フェザーは保温性、保湿性に優れておりますので
外気温に影響されやすい革張りソファに常温性をもたらしてくれます。
もちろんそのふわっとフィットする座り心地は極上。
本革のしっかりとした張地とのバランスも絶品で、これほど体になじむリラクゼーションチェアは、
現代家具の中では類の見られないレベルです。
・・パーソナルなスペースを創出する伝統のウィングバックデザイン、上質な総革張り、
マホガニー無垢のジョージアン生粋ストレートレッグ、
そして、常にぬくもりを提供してくれる、”フェザー(羽毛)”シート。
これ以上のマテリアル、コンストラクションは考えられますか?
デニムがお勧めできない理由はどこにもありません・・。
(Buyer/YM)
価格(税込):
352,000
円
参考市場価格:
336,000
円
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