LE-AL チェスターフィールド オックスブラッドレザー キャプテンズ スウィベルチェア


2010年前後にイギリスで製作された“チェスターフィールド”のキャスター付きオフィスチェアです。

とても深みのあるプロポーションですね・・。
カタチだけ似せたイミテーションとは明らかに違って、一つ一つのパーツデザインに、
時代の必然性とか、歴史の重みといったものが感じられます。

世の中にオフィスチェアやデスクチェアは数あれど、この荘厳なシルエットライン、
そして適切かつ豪華な装いは、まさに比類のない“スーパー・プレミアムチェア”だと思います。

ところで、革張りにボタン留め仕様の“チェスターフィールド”とは、物知りの方なら既にご存知の通り、
そう、英国紳士のシンボル、または19世紀のダンディー、
“フィリップ・チェスターフィールドPhilip Chesterfiveld ”伯爵に由来しているといわれています。

チェスターフィールドは外交政治家として活躍した人物で、「父から息子への手紙」でも有名なように、
伝統的な英国紳士として、精神的に偉大な人物でした。
それ故、彼が好んだアイテム、例えば外套などは有名な“チェスターフィールドコート”などと呼ばれ、
英国紳士には欠かせないアイテムとなっていますよね。

ここでご紹介する“チェスターフィールド”も、彼が愛用した革張り・ボタン留めの「安楽椅子」の総称で、
今回ご紹介するキャスターチェア以外にも、
ソファ、ロッキングチェア、ウィングバックチェアなど、様々なタイプがあります。

つまり、”チェスターフィールド”チェアとは英国紳士であることを証明する椅子ってこと。
まさに“チェアマン”にふさわしい椅子ということですね・・。

ちなみに、こちらのオフィスチェアのメーカーは、エグゼクティブ・ファニチャーの製造メーカーとして、
英国を代表する名門企業、”LE-AL Furniture, Ltd.”。

この ”LE-AL”は、いわゆる最高級クラスのリプロダクション(復刻家具) ブランドとして、
ヨーロッパを中心に世界的に知られています。

”LE-AL Furniture”は1930年代に設立された家具販売店を母体とし、
のちにマンチェスター郊外に家具製造工場を設立、20世紀後半に、エグゼクティブ向けの
受注生産型オフィス家具で大きく発展した会社です。

それらの高級オフィス家具は、今ではロシアや中東まで、ワールドワイドに輸出され、
メイドインUKの著名な伝統家具ブランドとして広く認知されるようになりました。

”LE-AL Furniture”のマンチェスター・ストックポートStockport工場では、
家具メーカーとしてはとても珍しいのですが、キャビネットなどの函もの家具から、
椅子やソファなどの張りものまで、総合的に家具製造を手掛けています。

こちらのチェアは、そんな”LE-AL”ブランドのエグゼクティブ向けオフィスチェア。

イギリスの伝統的なウィンザーチェア、”スモーカーズ・ボウ”のデザインを現代風にアレンジし、
機能的な回転椅子に仕立て上げています。

座面のクッションシートは取り外しができるようになっていて、
どちらの家具屋さんでもお張替えは可能。
「直しながら長く使い続けられる」利便性は、まさに英国家具の伝統そのものです。
※クッションシートは底面の「底張り」を剥がし、ボタン留めの紐を抜かないと外れません。
 日常的に外すことはできませんのでご了承ください。


本物の伝統デザイン、天然木無垢のフレーム&本革のクオリティ、
アンティークの時代同様の確かな製造品質、と「名作椅子」と呼ぶにふさわしいレベルの逸品です。

これほどのお品がこれほどのコンディションで入荷するのも珍しいと思います。
お探しの方はこの機会に。

デニムがお勧めできない理由はどこにもありません・・。

(Buyer/AY)



価格(税込): 198,000 円
参考市場価格: 189,000 円
申し訳ございませんが、只今品切れ中です。


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