Canella Mobiliario Orionチェスターフィールド ウィング スウィベルチェア

今から10年程前、スペインで製作された“チェスターフィールド”のキャスター付きオフィスチェアです。
イギリス経由での輸入家具になります。
とても深みのあるプロポーションですね・・。
カタチだけ似せたイミテーションとは明らかに違って、一つ一つのパーツデザインに、
時代の必然性とか、歴史の重みといったものが感じられます。
世の中にオフィスチェアやデスクチェアは数あれど、この荘厳なシルエットライン、
そして適切かつ豪華な装いは、まさに比類のない“スーパー・プレミアムチェア”だと思います。
ところで、革張りにボタン留め仕様の“チェスターフィールド”とは、物知りの方なら既にご存知の通り、
そう、英国紳士のシンボル、または19世紀のダンディー、
“フィリップ・チェスターフィールドPhilip Chesterfiveld ”伯爵に由来しているといわれています。
そんな生粋の英国紳士に好まれたアイテムの総称が、”チェスターフィールド”と呼ばれるようになりましたが、
今ではヨーロッパをはじめとして、北米、中東、そして東アジアまで、
そのデザイン・エッセンスは広がりを見せ、ソファ、ロッキングチェア、ラウンジチェアなどにおいても、
世界各国で様々な「ボタン留め」の安楽椅子が製作されることになりました。
とはいえ、”チェスターフィールド”チェアといえば、英国紳士であることを証明する椅子の象徴。
まさに“チェアマン”にふさわしい椅子の代名詞だったわけですから、
本来はエグゼクティブための特別な椅子であるべきですね。
その点、こちらのチェアは、ヨーロッパの伝統家具を
昔ながらのハンドワークで製作しているメーカーで作られただけあって、
本場の英国紳士からも指名買いされるほどの本格的なつくり、デザインで仕上げられています。
ちなみに、こちらのオフィスチェアのメーカーは、エグゼクティブ・ファニチャーの製造メーカーとして、
スペインを代表する名門企業、”カネラ・ファニチャーCanella Mobiliario (Canella Furniture)”。
この ”Canella Mobiliario”は、いわゆる最高級クラスのリプロダクション(復刻家具) ブランドとして、
ヨーロッパを中心に世界的に知られています。
”Canella Mobiliario”は20世紀後半に、エグゼクティブ向けの受注生産型オフィス家具で大きく発展した会社。
それらの高級オフィス家具は、ヨーロッパからワールドワイドに輸出され、
メイドインスペインの著名な伝統家具ブランドとして広く認知されるようになりました。
”Canella Mobiliario”のスペイン・バレンシア工場では、家具メーカーとしてはとても珍しいのですが、
キャビネットなどの函もの家具から、椅子やソファなどの張りものまで、総合的に家具製造を手掛けています。
こちらのチェアは、そんな”Canella Mobiliario”ブランドのエグゼクティブ向けオフィスチェア。
イギリスの伝統的なラウンジチェア、
「ゲインズボロー(ゲインズバラ)Gainsborough chairの椅子」のデザインを現代風にアレンジし、
機能的な回転椅子に仕立て上げています。
座面のクッションシートは取り外しができるようになっていて、
どちらの家具屋さんでもお張替えは可能。
「直しながら長く使い続けられる」利便性は、まさに西欧家具の伝統そのものです。
本物の伝統デザイン、天然木無垢のクオリティ、アンティークの時代同様の確かな製造品質、と
「名作椅子」と呼ぶにふさわしいレベルの逸品です。
これほどのお品がこれほどのコンディションで入荷するのも珍しいと思います。
お探しの方はこの機会に。
デニムがお勧めできない理由はどこにもありません・・。
(Buyer/AY)
価格(税込):
275,000
円
参考市場価格:
262,500
円
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LOCKON CO.,LTD.