ヘビーイングランドオーク ソリッドブラスバンド アンブレラバレル/ステッキスタンド

19世紀後半に製作された小樽型のイギリス製ステッキスタンド/アンブレラスタンドです。
イングランドオークの重厚な無垢板をブラスバンドの箍(たが)で固定。
昔ながらの本格的な「木樽」になります。
小ぶりなサイズではありますが、重量は実測で約5kg。
5キロのお米を想像していただければお分かりの通り、結構重さがありますから、
傘立てとかステッキ、ゴルフクラブとか、長物を指しておくには安心できるスタンドになります。
ちなみに、木製の「樽」というのは「結物(ゆいもの)」と呼ばれる特殊な容器で、
家具製造で作られる容器とはまた違う、専門技術が必要になります。
したがって、こちらのような本格的な木樽の場合には、おそらく家具メーカーではなく、
樽メーカーが作ったものと思われます。
イギリスですから、ウィスキー樽用のメーカーがインテリア用途で製作したものか、
あるいはウイスキーメーカーがお抱えの専門樽つくり職人に依頼してインテリアアイテムを作らせたとか・・。
とにかく、漏水など考えられないほど、隙間なく組み上げられた躯体は、まさに本格的な「木樽」の作りです。
※漏水テストは行っておりません。
とはいえ、通常のウイスキー樽やワイン樽は円形ですので、こちらのような楕円形の樽は、
最初からインテリア用のミニチュア樽として作られたことがわかります。
壁に沿わせて設置する場合に、円形よりも楕円形の方がインテリアとして邪魔になりにくいですからね。
ウィスキーメーカーの当時の景品だったりするかもしれません。
尚、今でもウィスキーやワインには味や香りの点で「木樽」が使われているようですが、
いずれ技術革新が進んで、ビヤ樽などと同じように金属容器に代わる時が来ることでしょう。
その時には、人類は「木樽」を作る技術を失い、写真でしか見ることのできないアイテムになってしまいます。
実際、こちらのような「洋樽」はまだしも、わが日本の「和樽」を作れる専門メーカーは、
ほぼ絶滅危惧の状態にあります。
とはいえ、そんな遠い将来でも、この小さな「木樽」は
今と全く変わらぬ姿で実在していてくれるはず。
その時には、今とは比べものにならないほど、貴重なコレクションアイテムになっていることでしょう。
それほど、本格的な堅牢なつくり。
何世代にわたっても引き継いで行ける200年品質とご案内させていただきます。
レアな「木樽」をぜひインテリアスタンドとして、
そして古代から続いてきた人類の「文化遺産」として、ぜひ・・。
(Buyer/YM)
価格(税込):
69,300
円
参考市場価格:
66,150
円
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LOCKON CO.,LTD.